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日経平均412円高、月間では16円下落

31日(月)の日経平均は
前週末比412円高の33,172円
と大幅に上昇しました


前週末28日(金)のNYダウは
176ドル高の35,459ドル
と上昇しました
6月の個人消費支出物価指数の伸び(前年比)が5月に比べ低下し市場予想も下回りました
4~6月の雇用コスト指数の伸び(前四半期比)も市場予想を下回りました
インフレ懸念が後退したことから
FRB(連邦準備理事会)による利上げ停止期待が高まり
株式を買う動きが強まりました
半導体大手のインテルが市場予想を上回る決算を発表し買われたことや
長期金利が低下したことから
ハイテク株のほか
金利上昇時に株価の割高感が意識され売られる傾向のあるネット株が買われました
ナスダック総合株価指数は
266ポイント高(14,316ポイント)と大幅に上昇しました


週明けの東京株式市場は幅広い業種の銘柄が買われました
前週末に日銀が金融政策決定会合において長期金利の上限の目途を引き上げたものの
株式市場は
これまでの緩和的な金融政策は続くと解釈している(大幅な政策変更とは見做さない)ようです
日経平均は一時は前週末比642円高(33,402円)まで上昇しました
業種別指数(東証33業種)は
海運、空運、金属製品、鉱業の4業種を除く29業種が上昇しました
東証プライム市場における値下がり銘柄数は僅か279銘柄でした
(値上がり数:1,525)
1ドル=141円台後半へと
前週末(138円台後半~139円台前半)に比べ円安が進んだことから
輸送用機器、精密機器など海外売上の大きい業種が買われました
日本電気<6702>(NEC)、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>
T&D<8795>(太陽&大同)、川崎汽船<9107>が2013年以降の高値を
日立製作所<6501>、住友倉庫<9303>が上場来高値を更新しました
日経平均は月間では16円(0.1%)下落しました

東証スタンダード市場指数は
8ポイント高の1,120ポイント
と上昇しました
ブティックス<9272>(介護業者向け展示会・M&A仲介)が大幅に上昇しました
スタンダード市場指数は月間では3ポイント(0.3%)上昇しました

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