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本当は教えたくなかったセノーテダイビング!【元セノーテガイドがオススメするセノーテ紹介!】 その14 最終回 ヘルズベル

ご購読ありがとうございます。

今回でこのオススメセノーテ最終回ということで、とっておきのガイドブックやダイビングツアー会社のどのサイトにも載っていないセノーテ をご紹介させていただきます。

ヘルズベル

これまでご紹介させて頂いていたセノーテは全て、プラヤデルカルメンからトゥルムの街までの間にありましたが、今回ご紹介させていただくヘルズベルは、プラヤカルメンより北に車で20分程の所にある街のプエルトモレノスという街から内陸にまた40分程入って行った所にあります。

セノーテ概要

ヘルズベルは直訳すると『地獄の鈴』という意味になりまして、一見不気味さを感じさせますが、ヘルズベルはセノーテの中にある鍾乳石の形が鈴のような不思議な形をしているので、ダイバーの中でヘルズベルと呼ばれるようになりました。

実際のこのセノーテの正式名称は『サポテ』といい、この辺りで取れるサポテという木の実がセノーテの中にある鍾乳石の形に似ている事が由来です。

エントリーは、器材を背負い長い階段を降りて行き入水します。

縦長のシンクホール型のセノーテなので、一気に30m付近まで潜って行きます。

30m付近に多くの鈴型の鍾乳石があり、その下にはハロックラインの雲がある為、不気味な光景を目の当たりに出来ます。

30mなのでそこまで長くダイビングはできない為、およそ15〜20分ほどのダイビングになります。

本当に真っ暗闇の中に突如現れてくる鈴型の鍾乳石には驚かされます。

なぜこんな形に?

通常の石灰質の洞窟などで侵食して鍾乳石を形成して行く過程では、つらら状の鍾乳石の形となって行きますが、ここヘルズベルは世界でも類をみない鈴型の形の鍾乳石です。

とても不思議な形で、世界でもここでしか確認されていないという事で世界中の地質学者からも注目が集まっています。

なぜ、このような形になっているのかは、今だに明確に解明されていませんが、一説によるとある特殊なバクテリアが鍾乳石が侵食して行く過程の中で、このような鈴型になるように働いたのではないかと言われています。

とにかく不思議な形をしたこの鍾乳石は世界でもここでしか見れないので必見です。

資格

ヘルズベルでダイビングする為には必ずアドバンスオープンウォーター以上の資格が必要になってきます。

さらに、深度も深く、天井がある為すぐに浮上できないのでパニックになると危険なので、経験本数が50本以上あって、自信がある方にこのセノーテをお勧めします。

⚠️通常のツアーにはどこにも含まれていないので、現地のダイビングショップさんに相談しましょう。

オススメのダイビングツアー会社

アクアプリ 

以前、私が働かさせて頂いていた会社さんで、カンクンでガイドさんが10年以上のセノーテガイドとしてのキャリアがあり、日本に数人ほどしかいないフルケーブのインストラクターなので安心できます。

是非、カンクンに行かれる際にはアクアプリさんに連絡してみて下さいね!

いかがでしたでしょうか?

今回は、まさにシークレットポイントであるヘルズベルについてのご紹介でした。

日本のメディアでは全く取り扱われていないこのセノーテは本当に珍しいので、普通のセノーテよりさらに興味がある方にオススメなセノーテです。

今回で、 元セノーテガイドがオススメするセノーテ紹介は最終回になります。

ご購読ありがとうございました。

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