会話

言葉の違い、コミュニケーションの取り方

コスタリカに来てもうすぐで3ヶ月が経とうとしています。今はここでの生活に慣れて来て色々と周りをじっくり見る余裕も出来てきました。初め配属された時は、同僚達の早い会話スピードにしどろもどろして、何言ってるかさっぱりわかりませんでした。僕の職場には毎日いろんな人が訪ねてくるのですが、コスタリカ人同士の会話を聞いていると、明らかに普通のスペイン語では聞かない単語がバンバン出てくるのです。

そうなんです。コスタリカは僕が思っていた以上に方言のような言葉や言い回しが沢山あることに気づきました。コスタリカのニュース番組やテレビドラマなどではあまりコスタリカの日常会話で使われる言葉や言い回しはなく、実際の日常会話では違った言い回しや単語が沢山ある事に毎日驚いています。

こっちの方は悪気なく方言をどんどん容赦無く使ってくるので毎回大変ですが、ちゃんと教えてくれるので、理解できると面白いです。

とにかくコスタリカの人達のスペイン語は独特で勉強していてとても面白いです。今は毎日、コスタリカ人のような喋り方になるように、会話をする時はいつも彼らの喋り方を真似して笑いを取っています。恐らく、日本人がコスタリカ人のような喋り方をするのは何か違和感があって、面白くなるのだと思います。

ここで、少しだけ普通のスペイン語とは違うコスタリカ独特の言い回しや単語を紹介します。

1.Mae

Maeはamigo(友達)やHermano(兄弟)compañero(仲間、同僚)というような意味合いがありますが、それよりも口癖のようにとにかくずっとMaeっと言っています。今では僕もずっとMaeっと言ってしまっています。

2.¿Al chile?

¿Al chile?は¿En serio?(本当に!?マジで!?)と言った表現になります。コスタリカ人以外の人が使うとなぜか笑われます。

3.chancho

ChanchoはCerdo(豚)です。初めてアンケートで商店を回った時に、ある飲食店の方に、「この生ゴミはどのように処理してるの?」と聞くと、「これはChanchoのConcentradoだよ」と言われ??????っとなりました。その後に豚の餌だよと通常のスペイン語で教えてくれてやっと理解しました。餌は通常Alimento para〜という言い方なので豚の言い方も違うのと、餌の言い方も違うのでびっくりしました。

4.Tuanis

Tuanisはtoo niceという英語から出来た言い方で意味もtoo niceと一緒です。こちらも良く使います。

5.¡Qué Chiva!

¡Qué Chiva!はCoolカッコイイ、といった感じの意味を持ちます。イカしてるねという時に使える便利な言葉です。ちなみにメキシコではChidoと言ったり、!Qué padre!と言っていましたね。懐かしい。

6.Bretear

Bretearは完全にコスタリカ特有過ぎてびっくりしました。Trabajar(仕事をする)という意味で、スペイン語学習者の基本中の基本に使われる動詞です。その基本の動詞が違う言い方なので本当にパニックになりました。

いかがだったでしょうか?まだまだ数え切れない程の通常のスペイン語と違った言い方をするコスタリカのスペイン語。中南米それぞれの国で違った言い方をするので、今はこのコスタリカの喋り方をマスターして、周りをビックリさせるような流暢なコスタリカ訛りになりたいです。Pura Vida


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