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インスタ運用の目標は何にすべき?フォロワー10万人アカウントを運用してわかった正しいKPI設定を教えます。

はじめまして。Petrel編集部のんのんです。

いきなりですが、Petrelのフォロワーが10万人を達成しました!

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あ、もう12.3万人になってました(笑)

1つの大きな目標を達成し、編集部一同歓喜しております。
フォロワー10万人までの軌跡に関しては他の記事にまとめてあるので、そちらもぜひご覧ください。そして、私たちはこれからまた新たな目標を設定して頑張り続けますのでよろしくお願いします!

分析、運用、全て見せます!インスタグラムで10万フォロワーを達成するコツとは

ところで・・・インスタグラムで一つのアカウントを運用する時のKPIは何に設定していますか?

そもそもKPIとは、企業やサービスの目標を達成するための指標ですよね。

KPIとは、組織の目標を達成するための重要な業績評価の指標を意味し、達成状況を定点観測することで、目標達成に向けた組織のパフォーマンスの動向を把握できるようになります。仮に、目標値からギャップが生まれた場合には、組織行動が当初想定の方向に向かっていないことを意味し、活動の修正が必要です。(https://www.proseed.co.jp/word/000239.html)

つまり、インスタのアカウントを運用するうえでKPIを正しく設定することは、インスタを運用する理由を明確にし、より効率的な運用に繋がります。

それらを踏まえた上で、インスタでアカウント運用する時のKPIを考えてみましょう。おそらく「フォロワーの数」を頭に浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし、私たちPetrelは最初から「フォロワー10万人」をKPIに決めていた訳ではありません。
では何をKPIにしていたのか?

それはズバリ「エンゲージメント率」なんです。インスタのアカウント運用を始める上で最初に最も重視するべきものはこれだと考えています。

そもそもエンゲージメント率とは?

エンゲージメントとは、投稿に対する「いいね数」「保存数」「コメント数」のことで、エンゲージメント率とは大抵エンゲージメントをフォロワー数で割った数値となり、フォロワーからの共感や満足度を数値化したものと言えます。

そう考えると、「エンゲージメント率=フォロワーの熱量」と捉えることもできますよね。

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私たち編集部の間では毎日この「エンゲージメント率」という言葉が飛び交っています。
1週間〜1ヶ月単位で投稿のエンゲージメント率をランキング形式にした上で良かった点や悪かった点を細かく分析し、より良い投稿(エンゲージメント率の高い投稿)を目指しているのです。

フォロワー数が多くてもこのエンゲージメント率が低いと、フォロワーのアカウントや投稿に対する興味関心が低いということになるんです。
つまり、フォロワーがどんなに多くてもエンゲージメント率が1%未満の投稿をしていてはアカウントとしてあまり機能していないんじゃないか...と思うんですよね。

とはいえ、エンゲージメント率が1%未満のアカウントは案外多く見受けられます。
勿体無いと思いませんか?

ただフォロワーを増やすことをKPIにすると、フォロワー数は多いのに、いいねの数が少なかったり、いざ告知やキャンペーンをした時のフォロワーの食いつきが予想よりよくなかったりするのです。

つまり、エンゲージメントが低いアカウントを運用していても購買や集客には繋がらない。案外気づきにくいインスタグラムマーケティングの落とし穴なのです。

フォロワー以前に投稿の質を上げなければいけないことを理解しておかないといけませんね。

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※2019年2月の大きな振れ幅はインスタグラム自体のバグによるものです。

こちらのグラフは運用を開始してから今までのPetrelのフォロワー推移です。フォロワーの伸び方が5000フォロワーまでと、それ以降で全然違います!
Petrelは、フォロワーが0~5000人の間はひたすら「エンゲージメント率をKPI」に設定して投稿をしていました。1つの投稿のエンゲージメント率を5%以上にできるよう心掛けていたのがポイントです。

フォロワーが1万人を超えたあたりから「フォロワー数をKPI」に切り替えて広告やキャンペーンを実施して拡散していった、という感じです。

絶対的にエンゲージメントを重視した方がいい理由として、エンゲージメントが低いとフォロワーが全然伸びないということが一番大きいと思います。

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こちらのグラフは運用開始から今までのPetrelのエンゲージメント推移です。
エンゲージメント率が2%の時はフォロワー数が1日で100人程度もしくは100人以下の動きでした。

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しかし、5%近い時にはフォロワー数が1日で350人以上増えていました!
こう見るとエンゲージメントの高い投稿がフォロワーの伸び率に直結していることは間違いないと言えます。

さらに、8月に総エンゲージメントが6.89%の投稿を行なった次の日(フォロワー82000人時点)には894人もフォロワーが増加していました!ここ数ヶ月間は「1ヶ月でフォロワー1万人増」をKPIにして取り組んでいますが、全ての投稿でエンゲ率6~7%を達成できれば1ヶ月でフォロワー2万人増も可能とも言えます。

インスタは基本的に1投稿でフォロワー数が激増するコンテンツではありません。毎日コツコツ質の良い投稿を増やして、アカウントの”ファン”を大切にすることが重要なんです。

例えば、フォロワー約4万人のA社アカウントのエンゲージメント推移を分析してみたところ、エンゲージメント率は約0.9%。1ヶ月のフォロワー増加数は1000人以下でした。

また、別のフォロワー2万人以上のB社アカウントを分析したところ、平均のエンゲ率が0.76%で、キャンペーンをやらない月のフォロワーはマイナス100人ほどになってしまっていたのです。

運営初期にエンゲージメント率が低いと、表示回数が減ってフォロワー数が伸びづらくなる傾向があります。

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これらが続くとリーチが伸びないので、新規フォロワーの獲得に繋がらないと考えられます。
より効率的にアカウントの運用をしたければとにかく「エンゲージメント率」をあげることが重要なのです!

まとめ

インスタのアカウントを運用する上で設定するべきKPIは・・・

・フォロワー0~5000人程度 1投稿のエンゲージメント率3〜5%以上
・フォロワー5000~1万人以上 フォロワー数毎月1万人増

オススメ理由

・運営初期にエンゲージメント率を意識しておくことでその後のフォロワーの伸び率が大きく変わります。そのためまずはエンゲージメント率を強く意識した投稿を続けることが大切。
・1万人を超えるまではかなり辛抱が必要ですがエンゲージメント率の高い投稿を続ければリーチが多くなるので、その後はフォロワー数の増加が安定的してきます。広告やキャンペーンの展開でフォロワー数を意識した投稿に切り替えて行くと良いでしょう。

最後に

SNSマーケティングの世界に入り、インスタグラムで一つのアカウントを運用することがこんなに複雑でおもしろいものだったのか...と毎日思います。
また、KPIと関連した別の分析方法や運用方法などを今後もご紹介できればと思います。

今回ご紹介したグラフは全て、現在私達が分析で使用しているMASAIからの抜粋です。

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