好きなものに好きなものが重なる。
グラスいっぱいに注がれたアイスコーヒーを混ぜるときの音が好きだ。
氷とグラスとストローが、ぶつかり合っているのに綺麗な音を奏でる。どれかひとつ欠けても、あの音は聞けない。それを聞いていたくて、無意味に何度も混ぜてしまう。
ううん。私にとっては意味のある時間。
好きなものって、人に共感してもらえなくても、自分が落ち着くものであれば、それだけで価値があるんだと思う。
好きな感覚、好きな場所、好きな時間、好きな人、好きな言葉、好きな景色、、
好きなものに、好きなものが重なる、、
その瞬間は最高のご褒美だ。
そんなご褒美が、氷が溶けるみたいに自然と伝って、自分ベースになるなんて幸せなこと。
だって、幸せの濃度が濃ければ、薄まることなんてないんだから。
程良く、程良く。
アイスコーヒーを最後まで美味しく飲むためのコツね。
と、語ったところで、今日の1枚をここに置きますね。
時を重ねていく毎に
関係性が変化しても
プラスになっている
「今」を見失わないように…
様々な想いが交差しても
「今」そこに流れている素直な時間や
「過去」に感じた優しい時間は
ずっと大切にしたいし、
「未来」へ、そっと運びたい。
絵描き*あい 言葉綴り*ゆう
大好きなものはありますか?
大好きなひとはいますか?
好きになるきっかけや温度は、
人によって様々です。
好きにならなければ、
知らなかった世界がある。
好きにならなければ、
知らなかった気持ちがある。
もちろんそれは、
全部が幸せ色ではないでしょう。
同じ熱量で、好きという気持ちを持ち続けるって、簡単なようで難しいことだし、
ちょっとした弾みで、泡みたいに消えてしまうことはあるんです。
・
自分の「好き」に自信がなくなる瞬間に、
出逢ってしまったとき、
きっと誰しも2つの選択肢があります。
好きでい続けることと、
離れてしまうこと。
どちらを選ぶか…その答えというのは
その瞬間ではなく、時を経てからわかるもの
だと思います。
自分が出した答えに、
たとえ涙を溢すことがあっても、
「好き」という気持ちを通して得た
ひとつひとつの想いは
宝物にしていいんじゃないかな。
ブレない想いの止まり木も、成長するための想いの前進も、どちらも人には大切…
そんな風に思います。
今日も最後まで読んで下さったあなたに、感謝します。
くるくる、カラン。良き音色。
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