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【キャリアの転機】顧客体験向上を担う外食サービスのDX責任者へ

このシリーズでは、紹介業の理想郷づくりに奮闘するペルソナ株式会社のコンサルタントが過去に転職のご支援をした事例についてご紹介します。

クライアントの採用課題について課題=イシューを正しく把握し、対象となりうる方々の転職動機・入社動機をどう言語化したのかをコンサルタントが振り返ります。

■コンサルタントプロフィール
ペルソナ株式会社 金子 絵里
サービス業・法人営業を経て、人材業界へ。2013年より、専門特化型エージェントにて、コーポレート・会計税務職を中心に転職・採用をご支援。
2022年当社に入社し、DX・IT領域におけるサポート実績複数。
国家資格:キャリアコンサルタント

■キャリアの転機
エンタメサービス店舗運営会社→外食サービスDX責任者(40代)
学校卒業後入社した会社にて、店舗運営・システム企画・人事といった幅広い業務を経験。直近ではグループ全体に関わるシステム導入のプロジェクトリーダーに従事。
よりダイレクトに経営に直結するポジションでこれまでの経験を活かしたいと思い転職した。

採用企業の抱える課題、募集背景


今回ご紹介するのは、エンタメサービス店舗運営会社から外食サービスのDXプロジェクト責任者への転職事例です。

採用した企業は、全国・海外に複数のブランドを展開する外食サービス会社です。

コロナ禍により大きく変わった事業環境に適応し、外食事業におけるテイクアウト・デリバリーを強化したり、付加価値の高い高価格帯のメニューに力を入れていて、業績は回復傾向でした。

外食産業は、DX活用によるお客様への提供価値の向上への取り組みが進んでおり、当該企業でもDX推進が必要不可欠でした。

システマチックにただ効率化を進めたいわけでは無く、実際に店舗に出向き、直接お客様は店長から声を聞くような顧客ファースト、現場の視点、マインドを持っている方で、社内外を巻き込みシステム企画を行い、合意形成が取れ、プロジェクトを遂行できる経験を求めていました。
定性面・定量面どちらの経験も譲れず、採用に苦労している状況でした。

転職を希望した背景・理由


お声がけしたのは、40代の方で、エンタメ系店舗サービスを運営する会社に在籍している方でした。店舗勤務を経て、会員サービスを中心としたシステムの企画、立ち上げ、運用、クローズや、店舗開発、人事など、幅広い経験をされてきた方です。

直近では、各種システム導入のプロジェクトリーダー、グループ企業全体のネットワーク、デバイスの統一化業務を担当されていました。

コロナ禍に伴う業績悪化に伴い、一部の業務を外出しし、SIer、業務委託の方など社外のプロフェッショナルと一緒に仕事をするなかで、社内だけでは得難い知識や経験を得たことから、新天地への転職を考えるようになりました。

入社を決めた理由


複数社から内定をいただくなかで、大切にしたのは下記3点。

・自分が本当にやりたいと思う仕事内容か
・内定後の面談で一緒に働くメンバーの人柄を知り、自分自身とフィットするかどうか
・現場や人を大事にしている会社か

いままでもBtoCにて、顧客と直接接点を持つ業界に長年いたことから、自身の関わったプロジェクトにより顧客の喜ぶ姿を目の当たりにできる業界・会社かどうかはポイントでした。

全社をあげてのDXプロジェクトは複数ブランドを抱える当該企業の肝入りで社内外の調整、交渉、折衝など困難であることは予想されていましたが、実現後の世界観を面接でしっかり説明を受けたことで、自らがプロジェクトを遂行したいと強く思われました。

最初に声がけをしていただいた時、一目見て「これは自分がやるべきだ」と確信し、すぐに応募を決めていました。
当初から第一希望だったこと、面接でお会いする方々の対応が温かく、素直に一緒に働きたいという想いで入社を決められました。

入社後の感想


転職活動は孤独な作業ですが、最後までしっかり応援いただいた金子さんの存在は非常に大きかったです。このようなポジションをご紹介いただいたことについて本当に感謝しております。』とのメッセージをいただきました。
所属長の方からも「本当に活躍してくれていて、無くてはならない人です」とコメントをいただきました。早速、入社後からDXプロジェクトの責任者として、飛び回っているご様子です。


コロナの影響で仕事観・人生観が変わった方は少なくありません。キャリアサポートするなかでも間近に感じています。
今回は、経営に近い立場で、ITというスキルを活用して描いている世界観を実現したいという願いが実現でき、うれしく思います。

ペルソナ株式会社 金子

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