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【読書感想文】1日1論語~なぜ学ぶのか~#5本質

1日1論語シリーズでは、田口 佳史の著書『超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』を読んで、私の感じたこと思ったことを「私の超訳」として記事にしています。

『論語』は、人生のいろんな場面でヒントを与えてくれる教えです。その時の気持ちや状況によって解釈が変わることもありますが、今の自分を見つめなおす1つのツールとして、たいだい1日1論語を目標にしています。

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君子は本(もと)を務む、本立ちて道生ず。
学而第一 2

➤超訳

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物事の根本に立ち返ると、道理・道義が明確になる。それによって悪い流れを断ち切り、正しい道を突き進んでいくことができる。
(引用:超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ)

➤本質を見極める

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トラブルが起きたとき、目についた問題に次々と手を出していたら、収拾がつかなくなってしまいます。あるいは自分の評価を落とさないように、責任逃れをしたり、隠蔽に走ったり、いずれにせよろくなことはありません。

一度、冷静になって周りを見渡し状況を把握する。どこが問題の根本なのかを見極めることが、その後の流れをよくするために必須です。

➤はやとく超訳

破線オレンジ

水漏れが起きた時、あなたはどうしますか?
まずは被害を最小限にするために、元栓を閉めるはずです。それでも漏れてしまう場合にテープで塞いだり、タオルで押さえたりします。応急処置として漏れいているところを塞ぐのはいいのですが、それに手を取られていたら文字通り元栓を閉める手がありません。

私は普段、薬剤師と勤務しております。医療費問題に対して、薬剤師として後発医薬品の使用促進を進めることが最初に取り上げられます。もちろん医療従事者として医療費の問題は常に考えなければなりません。国の財政だけでなく、患者の負担にもなるからです。

しかし、医療費という問題の本質は、処方された薬を多少ゴニョゴニョしても大して変わりはしないどころか、コスパも悪く、どこかで行き止まりにぶち当たります。

要は医療費問題の根本を見ていないので、問題が解消するどころか、効率の悪い方法と取っているので、時間もかかり、人出も足りなくなり、効果も持続せずにいるのです。

医療費問題の元栓はどこか?
大きく分けて2つあると考えています。詳しくは別で記事にしたいと思いますので、今回はここまで。

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