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その「サプリ」信用できますか?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
はやとくです。

私は、みなさんの
ヘルスリテラシーを高めたいと思い、
noteを続けています。

最近、こんな患者さんに出会いました。

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皮膚がボロボロなのはこのサプリのおかげ。
お薬もよく効くけど、やっぱり毒は毒。
サプリの効果で毒を外に出している。
毒が皮膚に出ているからボロボロになっている。
だから今のボロボロなのはサプリが効いている証拠
しかもガンも治るらしいからお薬よりも良いよね。
すごくかゆくてかゆくてしんどいし、
ものすごく高いけど、頑張って続ける。
販売員が言うにはコロナにも効くみたい。
だから販売員の方たちはワクチン打ってない。

お薬でもサプリでも
その人その人の体質によって
合う合わないがあります。

私が心配なのは、もしかしたら
あなたにとってこのサプリは
体に合っていないかもしれません。

なるほど、あなたの意見もその通りね。
もうしばらく続けて良くならなかったら
サプリを止めることも考えてみる。

最後にはこう言ってくれましたが、
果たしてこの方のお肌は良くなるのでしょうか。

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サプリには医学的、科学的根拠が低いです。

なので、
「〇〇に効く」とか
「△△が治る」なんて表現は
禁止されています。

今回の患者さんは
単にサプリメントに心酔すると危険、
という問題だけではありません。

体調不良で悩んでいる人の弱みに付け込んで、
商品なら病気が治ると
医学的、科学的根拠のないデマを言い、
洗脳していることがが問題です。

本当に効果のあるものなら、
ちゃんと治験をしてデータを取って、
効果はどのくらいで副作用はどのくらい、
といったことを
医学的、科学的根拠に証明すれば
自然と必要とされます。

それをしないのはなぜか?

根拠がないからです。

宣伝によくある
「痛みが消えた」「数値がよくなった」
という使用者の声が多数掲載されていますが、
それが本当かどうか確かめるすべはありません。

本人の思い込みによる部分が大きく、
証拠としては非常に乏しいのです。

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今回はここまでにしておきます。

サプリ(健康食品も含めて)は
バランスのとれた食事を
摂ることができないときに、
不足している栄養素を補う目的で使うのが
本来の使い方です。

しばらくは
サプリの真実や正しい使い方
発信できればと思います。

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