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娘がうっかりバレエを始めてとっとと留学してしまったのだが

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娘がうっかりバレエを習い始め、中学卒業したらとっとと留学してしまったので、どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。
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#子ども習い事

【目指せバレエ留学】コツコツ最強

【目指せバレエ留学】コツコツ最強

勉強する内容は色々あると思うけど、結局あれこれ教材に手を出さずに、
参考書や問題集を絞ってそれだけを コツコツが最強なんですよね。

睡眠学習とか、聞き流すだけとか、お金をかけた教材でラクに!とかいろいろ誘惑はあるけど、毎日少しずつ地道にコツコツ。

ここだけの話、私は中学の頃テスト前に追い詰められて

食パンを参考書に押し付けて、暗記パンにならないかね?
ワンチャン奇跡起こらないかね?

と、試

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シニヨンが美しくない人に、上手い人はいない説

シニヨンが美しくない人に、上手い人はいない説

小学4年生の4月に移籍して、5年生から特別クラスに進み、
その5年生の夏に、やっとトウシューズを履く許可をもらった。
移籍して1年半後のことである。

ある日、教室の先生から
「先生たちの間で、娘ちゃんはいつもシニヨンを綺麗にしててすごいねって話題になってますよ」と。
あれは私じゃなくて娘本人が結っているんですよ、と言ったら驚いていた。

シニヨンとはバレエキッズがよくしている髪型、いわゆる「ひっ

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将来を見据えて育ててくれてる先生とは〜トウシューズを履き始める時期

将来を見据えて育ててくれてる先生とは〜トウシューズを履き始める時期

今となっても、あのタイミングで勇気を出して前の教室から移籍してよかったと思っている。

トウシューズを履かせ始める時が早すぎる先生は注意が必要

正しく立つ筋肉もついていない時期に履き始めると、力づくで立とうとして無理な筋肉を使う。その上、だんだんと踊る量も技術も増えてハードになっていく。
筋肉の使い方が間違っていると、膝や足首が曲がりやすくO脚や鎌足など、足の形にも悪影響を及ぼしたり、痛めやすく

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教室を辞める〜娘の決意のきっかけ

教室を辞める〜娘の決意のきっかけ

娘が楽しく通っているうちは今の教室はやめないだろうなと。
もちろん、子供達の前で先生に対する不信感を親が言うわけにはいかない。
娘も日曜のクラスの不評は知っていたので、コンクールに出たいと言うようになったら、親から移籍の相談するしかないかなぁと思っていた。

が、その時は意外にもあっさりやってきた。

先生が嘘をつくようになったのだ。
「これを頑張った子にはこの役をあげる」
「これができた子にはこ

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新たな教室探し

新たな教室探し

バレエ教室の移籍先を探すにあったって、まず今の教室でどこから不満が出てきたか、どの時点からの軌道修正をすればいいのかを考えて、次の移籍先に求める条件の優先度をリストアップすることにした。

もともと本人が好きになるかどうか、続くかどうか分からなかったのでスポーツクラブでお試し感覚で習い始めたところは良かったと思う。
もし戻ってやりなおすことがあったとしても、やはり同じ選択をするだろう。
そして、そ

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「たかいたかーい」の請求書

「たかいたかーい」の請求書

同じ時期にトウシューズデビューした、娘の1才上のAちゃんが、その年の発表会でちょっといい役をつけてもらった。
ちょっといい役というのは1人だけでの出番があるのだ。

多分、先生は日曜日のクラスの件で親たちの空気がちょっと変わったのを感じ取っていたのではないかと考えてる。
日曜クラスに通っている子は特別いい役をもらえるという流れを作りたかったのではないかなと。

それでももちろんAちゃんはとてもうれ

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衣装にムシ?

衣装にムシ?

娘がバレエを習うまで知らなかったこと、それは
「ムシ」をつけるという作業だ。

発表会などで各自に配られる衣装は そのまま着れるわけではなく「ムシ」というものを各自でつけなければならない。
「ムシ」とは、カギホックの「受け」の部分。ホックをひっかけて止める部分だ。
これを各自のサイズに合わせて きつめの位置につけるのだ。
1着につき、だいたい3〜5カ所くらいつけなければならない。
もちろん、子供が

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発表会の度に募る不満と不信1

発表会の度に募る不満と不信1

トウシューズを得てからの初めての発表会は今までと違っていた。
まず、親の負担。
金銭的負担だけでなく時間拘束。

どうも、期待をかけてる子や先生と気の合いそうな親を役員に指名しているようだった。
役員になると衣装の手配、ゲストダンサーのお世話、舞台スタッフさんへのお世話、子供達のメイク、当日の受付など、各係のリーダー的役割をしなければならず、本番の何日(何ヶ月?)も前から準備に取り掛からねばならな

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娘の成長とバレエ教室への不信感

娘の成長とバレエ教室への不信感

トウシューズをゲットしたら、次はどうしたらもっと綺麗に立てるようになるのだろう、痛くなくなるのだろうと9歳ながらも考え始める。すると、先にトウシューズを履いているお姉さんたちのことをよくみるようになる。
今までとは違った視点で。
もっと上手くなりたいと、自発的に考えながらレッスンに挑む向き合い方へと少し進化したように感じた。

そしてその中でやはり自分に似たタイプの体型や踊り方のお姉さんに注目し始

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トウシューズにかかる金額

トウシューズにかかる金額

そもそも
「ポワント?」なにそれおいしいの? 
ってくらいのレベルの知識だった私。
トウシューズのことをポワントともいうことすら知らなかったのだ笑
本来の単語の持つ意味は微妙に違うらしいが、まぁ細かいことはいいんだよ。

バレエを習い始めて最初で最大の目標であったトウシューズを手に入れた娘。
もちろん、これでめでたしめでたしとはいかない。

ファーストトウシューズは教室の先生と一緒にチャコットに行

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トドメのトウシューズデビュー 沼まっしぐら

トドメのトウシューズデビュー 沼まっしぐら

バレエを習い始めて、一番最初の夢となるのがトウシューズかもしれない。
フリフリフワフワがついたレオタードに憧れてバレエを習い始め、
ちょっと年上のやさしいお姉さんたちに憧れる。
そしてそのステキなお姉さんみたいにトウシューズを履きたい!

見事なまでに自然な流れである。

トウシューズを履くには週に3回以上のレッスンに通わないといけないきまりがあった。
当然、早くトウシューズを履きたい子たちは週3

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バレエを習って良かったこと2〜学校以外の居場所

バレエを習って良かったこと2〜学校以外の居場所

娘がバレエを習って良かったというか、もしバレエじゃなくてもあり得る話だけど。
もともと、私は、小学校の他にも居場所というかコミュニティというか、そういった場所が子供たちにできればいいなぁと考えていた。

毎日通って、毎日長時間、同じ空間いる学校という場所だけでは、やはり何かトラブルや居心地が悪くなったりする時期は多かれ少なかれ出てくるだろう。そんな時に逃げ場や息抜きだったりそんな場所になるどこか。

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バレエを習って良かったこと1

バレエを習って良かったこと1

先に費用の不安ばかりを書いてしまったが、
それよりなにより楽しそうに夢中になってる娘をみているのは本当にうれしくて、親としては全力で応援したいという気持ちになるのは必然。
(それでこその、先の費用が心配だったのだが笑)

バレエ教室では、お姉さんたちは小さい子の面倒をみる。
これは、しきたりというか自然な流れというか。
普段の教室のルールや、レッスン前後の掃除や準備、そういったものを教えるのはちょ

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バレエ教室に移ってから知った隠れた出費と時間2

バレエ教室に移ってから知った隠れた出費と時間2

先生の教室へと移ってから、月、木、土の週3回通うことになった。

隣の駅まで仲のいい子達で一緒に電車に乗って通うのだ。
そのきっかけに最低限の連絡が取れるように見守りケータイを持たせた。

小学校1−2年生の子が夕方から夜にかけて。隣の駅まで。
学校が終わってから帰宅、そしてレッスンへ。という流れだとごはんを食べる余裕がないので、夕飯は駅へ送る車中で食べさせた。
それでもバレエがしたくてしたくてた

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