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発表会の度に募る不満と不信1

トウシューズを得てからの初めての発表会は今までと違っていた。
まず、親の負担。
金銭的負担だけでなく時間拘束。

どうも、期待をかけてる子や先生と気の合いそうな親を役員に指名しているようだった。
役員になると衣装の手配、ゲストダンサーのお世話、舞台スタッフさんへのお世話、子供達のメイク、当日の受付など、各係のリーダー的役割をしなければならず、本番の何日(何ヶ月?)も前から準備に取り掛からねばならない。
フルタイムで仕事をしていると確実に仕事に支障が出る。

私も突然 指名された。選択の余地なく、すでに決まっているような雰囲気で指名。上司か?て思った笑
ほかに指名された方にも聞いたが都合もなにも聞かれない。
でもこれを断ると娘への影響が懸念されるのでやはり文句も言わずに引き受けるしかない気がした。
バレエ教室に通うと言うことは こういった負担もあるものなのかと思い知った。(そうじゃない教室もあります)
昔はバレエはお金持ちのお嬢様が習うイメージだった。
それは、母親が専業主婦でお金にも時間にも余裕のある家の子しか習えなかったのだね。

やっと理解した。

この役員をやってよかったのは、今後年齢を重ねるとともに、どんどん金銭的負担が増えていくということがわかったことだ。

おっそろしいくらいにお金がかかるのね。

最近では、子供のスポーツで少年野球チームなどの親の負担、(メンバーの子たちを自分の車で送迎当番とか監督やコーチへの食事やお茶当番など)が話題になっていたけど、どの業界でも似たようなことはあるのかもしれない。
こういった時代錯誤の習慣やシステムは、ちゃんとアップデートしていかないと生徒の維持も難しくなり、どんどん淘汰されていくんじゃないかなと思う。



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