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【MyStory1】テーブルコーディネートとの出会いと変えられない自分…

※写真はテーブルコーディネートスクール時代の、エレガントテーブル課題実習作品。

やめたいのにやめられない💦

短大卒業後、メーカーに勤めており、環境にも恵まれ仕事自体は楽しかったものの、扱うものに興味が湧かずにいました。(ごめんなさい💦)
雑貨、インテリア、ブライダルなどに興味があったので、環境を変えたい、違うことをしたい想いで資格を取りました。

ブライダルプランナー資格講座の申し込み時の涙

30歳のころ、転職のためには何か資格が必要?と思い、社会人向け資格取得のスクールを訪れました。
いくつかの候補から、ブライダルプランナーって面白そう!と思い、申し込みに至りました。

この時、親に話しても良い反応はないと思ったので、初めて、親に内緒で大金の契約をしました。ものすごい勇気が要り、説明してくれたスクールの女性は私より10個くらい若かったのですが、その子の前で泣いちゃいました。(勇気を出し過ぎた涙。不安の涙。一歩思い切った涙だったのかなと思います。)

自分の気持ちをきちんと丁寧に感じて、伝えることが出来なかった。自立心が足りなかった私です。
自分の経験からも、子供の意思や行動は否定してはいけない。寄り添い、尊重してあげたいと思っています。
「共感することで、子供は自分の思考や行動に自信を持てる」とポジティブ心理学でも学びました。

イキイキ楽しかった学び!
でも…変えられない。

ブライダルプランナーの学びはどれも楽しく、当日までの企画や進行、テーブルコーディネート、色彩等を学びました。義姉にも「変わった、成長した」と言われたのを覚えています。

この時、テーブルコーディネートにも出会い、
テーマに合わせて創ること表現することの喜びに気付きました。

ブライダルプランナーと色彩の資格を取ったものの、実際に働くのは土日メインだったこともあり、やはり保守的、安定、親の目(言い訳)等々で、勇気がなく結局何も変えられずにいました。(20代~30代)

この頃、もっと多様な方々と出会って、もっと見識を広めていたら!
頭で考えず、直感で行動していたら!!とも思いますが、この頃があって今の幸せがあると思っています。

おもてなしを喜んでもらえる、
テーブルコーディネートを褒めてもらえる快感

20代のころより花嫁修業(アピール)としてお料理教室に通いアシスタントをしていました。その先生が有名なテーブルコーディネートの先生に習っていたためいつもテーブルが整えられ、私は密かにワクワクしていました。

独身時代にはテーブルウェアが大好きで旅行先やテーブルウェアフェスティバル*等で購入し、「いつか(結婚したら使う)箱」は、ダンボール8箱にもなりました!
*年一回東京ドームで開催されるテーブルウェアの物販、コンテストイベント

30代前半で目出度く結婚。
結婚後には自己流ですが、テーブルを整えおもてなしを愉しみました。
友人や両親たちを招いておもてなしをすると、ものすごく喜んでくれるのです。私が自己表現として創ったテーブルコーディネートを褒めてくれるのが嬉しくてたまりませんでした。

褒められた経験が(記憶に)あまりなく、自信もない私にとってそれは、
唯一褒められる、認められることでした。

本格的に学ぶ!

おもてなしをするたびに喜んでもらえ、都度快感を感じて…というのを何度も繰り返し、テーブルコーディネートが心から好き❣と思えることに気付きました。

好きなものに浸りたい、もっと自信を持ちたい、中途半端や自己流ではなく本格的に学びたいと想いから、神戸を拠点とするテーブルコーディネート界では大先生となる丸山洋子先生のスクール「Tablecreation」の見学会に参加。

授業で自由に使えるテーブルウェアの豊富さに、私は創造力をかきたてられ、体中が熱くなりワクワクしたことを、昨日のことのように覚えています。入学を即決しました。(もう、泣きません💦笑)

結婚してからは、自分の意思に少し自信を持てるように、少し判断できるようになっていました。

ディプロマを取得し、いよいよ新しいステージ?

新しいステージのため、ブライダルプランナーを取得し、テーブルコーディネータ―という資格も取り、いよいよ好きを仕事に出来たのかというと…
35年程共にした自分の思考、行動、癖は簡単には変わりません。
自信がない、勇気がない、安定志向の狭間でグラグラ、グラグラ…そこから10年間、会社務めは続きました💦

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