12.ジャニーズとアイドル文化に触れた


こんにちは。大学院生Hiroです。

重い腰を上げ、久々にnoteをしました。

書こうと思うネタは積もる一方、書くモチベが上がらなかったので、何から書こうかなぁという感じなんですが。

論文と向き合って毎日執筆活動をしているので、noteまで手を回す余裕がなかったんでしょう。たぶん。


今回の本題(オンラインサロンのお話)

今回は、リハビリも兼ねて、先日オンラインサロン内で行った活動のお話を綴りたいと思います。

私が入会しているオンラインサロンの1つがコレ↓

もともとカリスマブラザースとしてYouTube活動をされていた時から認知していて、今もよく動画を見ています。(テレビが無いので、唯一の娯楽。)

サロン内の企画のひとつとして「サロンメンバーが先生になって授業する」企画があって、その1コマをを担当しました。

授業自体はこんな感じ↓

それぞれの先生が得意とすることを共有するのですが、JJコンビのオンラインサロンは多種多様な社会人や学生が集まるため、回によって話のジャンルも異なり、聞いているだけで知らない世界に飛び込むことができます。


授業を担当するにあたって、どんな話をしようかなと思いめぐらしました。

社会人の方も多く在籍されているので、「下手に大衆的な話をするのもなー」と思う一方、「専門的な話をしすぎるのもなー」とも。

地域活性や外交、経営学、人材育成などの話をしてもいいかなと思っていましたが、今回は「コミュニティそのもの」のお話をすることにしました。

題して!「組織とコミュニティをアイドル文化から考える」です!


組織とコミュニティの話題に、なぜアイドルが関係するの?

テーマだけ聞くと、「それって関係性ある??」と思われそうですが、アイドル産業はコミュニティの利点をうまく利用しているんですね。

男性アイドルといえば、ジャニーズが圧倒的に人気。その秘訣はたくさんありますが、ひとつに「ファンコミュニティの形成」があります。


ジャニーズ事務所は数年に1度のペースで新たなアイドルグループをメジャーデビューさせています。

アイドル分野に集中して、プロデュースしています。決して演歌の分野では世に出すことはありません。


これを経営学的に見ると、コモディティ化の危険性を伴います。

コモディティ化とは、たくさんライバルや同業者が出現することよって、ファンの獲得や話題性が分散し、結果的に全体で衰退する可能性をもちます。

地域活性の観点からみると、ゆるキャラなんかは典型的な例です。

ひこにゃんやくまモンの人気に火が付き、全国の市町村がゆるキャラを生み出しましたが、(数が増えるにつれて話題の新規性が失われるために)数種類しか知っていない人も多いと思います。

そして、ゆるキャラ文化自体が落ち着いていったのも、この模倣性が問題となっています。

ちなみに、ふなっしーは「非公式」「しゃべる」「アクロバティック」の差別化を生み出すことで、息の長いキャラとしての地位を獲得しました。


話をもとに戻します。

ジャニーズはなぜ衰退しないのでしょう。

それは、「グループ毎の特性を持たせる」「ファン同士の交流ができるような話題を提供する(コンスタントな曲やライブ、メディア出演など)」

・・・挙げていくときりがないので、今回はこの2つにとどめておきます。


ファンが共通して話せる話題や文化を形成することで、学校や職場でジャニーズの話題を話すときに、話す話題が見つかりやすくなり、結果としてグループファン同士のコミュニティが形成されます。

身の回りにファンがいることを認識しやすい環境をつくることで、話す話題を提供でき、ライブや舞台の集客、商品・サービスのリピーターを獲得しやすくしています。


こういった話などをサロンメンバーに提供したうえで、イイネサロンないしはJJコンビの今後に向けて、どんなことがいいのか皆で思考を巡らせました。


アイドル文化とコミュニティの関連性に興味をもった人向けの書籍紹介

今回の企画にあたって、専門書・ビジネス書などを4冊ほど参考しました。

その中でも、よみやすくわかりやすい本があったので、最後に共有して、今日のnoteを締めたいと思います。

その本はこちら↓

SHOWROOM社長前田裕二さんの『人生の勝算』

この本は、前田さんの半生や仕事に向き合う姿勢について綴られているとともに、コミュニティについても触れられています。

その上で、AKB48がなぜ人気を得たのかについて、コミュニティの見地から分析しているので、もし興味を持たれた方は一度手に取ってみてください!




「サポート」を頂戴した際は、noteで紹介する本を買わせていただきます。皆さんで「サポート」を共有できるようにします!