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博士として活躍することそのものが社会貢献なのです。

最近の私は、自分自身に内在する「やりたいこと」が少ないということを受け入れて、当面は他者貢献を主軸に置いて生きていこうと考えている。

しかし、それに対して自分で一つ大きな重荷を背負っている気がするのは、私が「博士」という肩書を持っているからだ。

博士を取った人間に対して、社会的に期待されている役割や、果たさねばならない役割がおそらくあるのだろうが、それにきちんと答えられるのかどうか、という点が懸念だ。

今現在の社会に対しては、自分が培ってきたその思想と頭脳で、この人間社会に対して何らかの価値を付加していかねばならないだろう。

また、私のあとを生きるさらに若い学生たちや子どもたちに対してできることは、私が博士を取った人間として成功することだろう。

つまり、そういう彼らにとっての1つのロールモデルになることが社会貢献になるのである。

日本で博士を取った人間がその後一体どのように生きていくのか、どのような社会的成功を収めるのか。

これを自分らしい形で実現し、この社会で活躍することそのものが、博士を取った人間にとっての社会貢献になるのだろう。

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