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どんなに素早さが高くても攻撃を食らうときは食らうのです。

今年一番の山場が終わった。

何かというと、博士論文の予備審査である。

予備審査とは、博士課程最終年度の最後に博士論文を提出して受ける本審査の前段階として、博士論文を執筆・本審査を受けるに値する研究成果が出ているか、まとめが可能かどうかを審査するものである。

この毎日ブログを読み返すと、その予備審査の準備の過程で、この2週間くらいは自己肯定感が乱高下していたことがよくわかる。

乱高下というか、主に爆下がりしていたのだが。

その予備審査をひとまずやり切って、一息ついたところでこの文章を書いている。

先日、博士論文の審査時の先生方とのやり取りを、RPGに例えて説明した。

実際にやってみた結果をまた同じアナロジーで説明してみる。

自分の感覚としては、そのブログで書いた作戦通り、素早さの高い盗賊タイプの人間として臨むことにした。

攻撃に対応する発表内容については、今までの個別の研究成果(のようなもの)を多数入れ込んで攻撃回数を増やし、防御に対応する質疑でのディフェンスについては、公理系だけはダメージを受けないように体に密着させ、先生方からの攻撃をなんとかかわすやり方だ。

結果どうだったかというと、ある程度かわすことはできたが、しっかりと攻撃を食らって、しっかりと切られた感覚はある。

HPが0にはなっていないが、残り1/5程度にまでは食らっているような感じだ。

先生方は、言い方は大変優しいので精神的なダメージはそこまでではないのだが、この博士論文の論理構成や内容に関してはしっかりと刃を向けてくるのである。

ここまでに出してきた研究成果を博士論文としてまとめ上げるために必要な説明や思考がまだまだ足りていないことを突き付けられた。

しかし、ある意味では残りの数ヶ月でやるべきことが明確になったという捉え方もできるので、本審査まで路頭に迷うことなく進むことができそうで、大変ありがたいことだ。

この週末は一度しっかり休み、不完全燃焼で終わっているやりたかったことなどを片付けて、また月曜日から物事に前向きに取り組めるようにしていきたい。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。