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今更だけど近畿大学のスピーチが凄い

今回の記事は2019年に行われた近畿大学工学部の入学式の中田敦彦さんのスピーチ動画の紹介記事です。

今日まで私はこの動画を見ていませんでした。

近畿大学のスピーチは過去にも堀江貴文さん西野さん又吉さんが出ていたり最高な入学式だなっと思っていたんですけどいざ見ると面白い!

この話は素敵な話だったので是非紹介させてください。

人は内容の分かるものしか手に取らないというのでピックアップして内容を紹介していきます。

そのうえで見て頂けたらいいなと思います。

ちなみにこの動画は約30分ありますが今回の紹介する内容のメインは後半15分30秒くらいからのエピソードになります。


中田さんが若者の凄さを説いた話

中田さんが全国各地で講演会をしていた時に出会った高校生男子との話です。

講演会が終わった後に質疑応答タイムがあるんですね。
そこで『質問ある人~』と中田さんが言うと

すごく緊張する質疑応答の1発目でバッとすぐに手が上がったんです。

『今日早いな』と思いながらどうぞと指名して立ってもらうとその質問者は学ラン姿だったんです。

中田さんの講演会の来場者の多くは20代や社会人で30代の方なんですが手を挙げたのは学ランを着た高校生の男の子だったんです。

「中田さんの話が分かりやすいのは例えとか比喩が適切に配置していることだと思うのですが、アドリブですか?事前に準備したものですか?」

という質問をしました。
中田さんは非常に良い質問だなっと思い真剣に答えました。

『インプットだけでなくアウトプットこそが最強のインプットだよ』と回答しました。

その講演会が終わり中田さんがエゴサーチを行ってみると
「中田敦彦講演会に行ってみた話」という記事を見つけました。

なんとその時の高校生が講演終了後、2時間も経たないうちにブログ記事を上げていたそうです。

そこには初めて記事を書いたとも書いてあり初のブログ記事がとても優秀なレポートになっていたそうです。

あれ?この子さっきの学ランの子じゃん!となった中田さんは記事を読み進め彼の夢が海外一周でありクラウドファンディングをしていることを知り、ぜひ応援したいとDMで連絡を取ったそうです。

中田さんが『ぜひお金を出します応援したいのですがクラウドファンディングのサイトが見つかりませんでした』と伝えると

「僕のクラウドファンディングは直接現金を受け取るようにしています」と回答が来ました。

『なら私が2週間後に学ラン高校生の住む名古屋まで行きます』と中田さんが伝えましたが

「いや僕が2日後に東京に用事があるので行きます」と言って東京のカフェで待ち合わせする約束をします。

-2日後-

中田さんと学ランの高校生がカフェで対面した際、『名古屋からどうやってきたの?新幹線?深夜バス?』と聞いてみました。

すると学ラン高校生は「ヒッチハイクです!」と答えました。

中田さんは愛知県から東京へ2日後にしっかり到着したことに感心し更にどうやって約束の時間通りに来たのかを質問すると

「ヒッチハイクが好きでコツがあるんですよ。」と答え、ヒッチハイクを分析し乗せてくれる側のメンタルが1番大事と考え、基本男性が2名では成功しないこと、逆に女性2名でも警戒されることからカップルならいけると判断し女性を誘って2人で名古屋から東京に来たそうです。

この分析によって愛知~東京間のヒッチハイクにかかった時間は10分だったそうです。

しかもこの時ヒッチハイクでペアを組んだ女性は中田さんと会った同じ日にちょうど彼女になったそうです。

交通費もかからず東京まで来て、有名人の中田さんに会ってさらに彼女までできて手数料なしでクラウドファンディングのお金までもらうことができるなんてすごくないですか(笑)

中田さんはこの学ラン高校生を常識を覆して行動をしてきたアレクサンドロス大王と似ていると感じたそうです。

◆アレクサンドロス大王(アレキサンダー大王)
世界史上トップクラスの支配地域を獲得した天才。
常識に縛られない戦略をとり先頭に立って敵将を討ち取ったりする行動力もあった。20代の若さでギリシア、メソポタミア、エジプト、ペルシア、インドを侵略し歴史上の軍事指揮官は頻繁にアレクサンドロスと比較され、その業績は今も世界中の軍学校で教えられる。


中田さんが興味を持って君はアレクサンドロスみたいだねっと褒めると学ラン高校生はボソッと

「あの日学ラン取りに帰った甲斐あったなぁ」と言ったそうです。

『えっ、なになに?こわいなにそれ』と聞いてみます。

「講演会の日、実は学校休みだったんですよ。だから私服で行こうと家を出たんですけど一旦家に帰ったんです。学ランに着替えに」

『なんで?』

「だって絶対にそこで中田さんに見つけて欲しかったんですよ。中田さんは1発目の質問で学ラン高校生だったらアレっ?て思うじゃないですか。だから質問も全部事前に作って準備して手を1番に挙げるって決めていたんです。さらに中田さんはエゴサーチするだろうなって考えたから#中田敦彦講演会をつけてブログも音速でアップしてみたんです。」と答えました。

中田さんは驚き、もっと話をしたいと彼に伝えるとこの後用事があるのでと断られました。

何の用事があるのか尋ねてみると、世界1周したい奴らでプレゼンテーション大会の決勝戦があるんですと答えました。

凄いな君はと中田さんは彼を送り出しました。

翌朝、気になって彼のSNSを覗いてみると見事に学ラン高校生が優勝していたのです。

そして1か月後、彼は世界に旅立って行ったそうです。

最後に

中田さんはこれからの若い世代は非常に優秀になると言います。

ニュートンの理論をもとにアインシュタインらも色々と研究をしてきたように後の世代は前の世代が積み上げたものを当然の資産・資源として利用することが許されているので一瞬で吸収し追い抜いてしまうからだそうです。

私はこの動画をnoteにいるある大学生の記事から飛んでみました。
https://note.com/croicz125/n/n8279c85d2e05

1月の公園で日向ぼっこしながら本を読もうとしてましたがすぐ紹介したいと思い帰宅しました。

こんな素敵な話を教えてくれてありがとう(笑)

あなたも素敵な話や動画を教えてくださいね。
すぐ見に行きます!

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