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【○○すると集中力UP】まるでロールプレイングゲーム!人間の脳にはHPがあった話

あ~ヤル気が起きない

記事書くのつらい、集中力が無くなった~という方いますよね。

それは今の私です。

このような思考や感情をコントロールする力を「ウィルパワー」と呼ぶそうです。

今回は集中力をUPさせるための方法をスピリチュアルではなく、科学的な検証ができた事実を元に紹介していきます。

『ウィルパワー』思考や感情をコントロールする力

集中力が湧き出す泉は、額から2~3センチ奥、前頭葉にあります。

人間と他の動物の脳を比べたとき大きく違うのは、前頭葉の大きさです。

前頭葉は、「ヒトをヒトたらしめ、思考や創造性を担う脳の最高中枢である」と考えられています。

私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。

その思考や感情をコントロールする力を「ウィルパワー」と呼びます。

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ウィルパワーは前頭葉の体力

イメージをつかむため、ロールプレイングゲームのキャラクターの体力や魔力を思い浮かべてください。

敵の攻撃を受けると体力が減り、魔法を使うと魔力が減っていくように、ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使う度に少しずつ消耗していきます。

 ちなみに、薬草や魔法を使えば体力が回復し、睡眠によって魔力が戻るように、ウィルパワーも良い睡眠を取る、エネルギー源となる食事を心がけるなどの行動によって補給することができます

ウィルパワーは鍛えることが可能

アメリカの社会心理学者ロイ・バウマイスターはウィルパワーを強化する効率的な方法を見つけるため、次のような実験を行ないました。

バウマイスター博士は学生たちを集め、3つのグループに分けていきます。

◆ウィルパワーを強化する効率的な方法を見つける実験

・1つ目のグループ
「2週間、立っているときも、座っているときも、姿勢に気をつけて生活するよう」指示されます。

学生たちは気づいたら背筋を伸ばすことに集中して、2週間過ごしました。

・2つ目のグループ
「2週間、食べたものをすべて記録するよう」指示されます。

学生たちは朝昼晩の食事だけでなく、勉強中のつまみ食いや深夜にテレビを見ながら食べたポテトチップスもすべて記録して、2週間過ごしました。

・3つ目のグループ
「2週間、前向きな気持ちやポジティブな感情を保つよう」指示されます。
学生たちは、暗い気持ちになったときもプラス思考でいなければと心がけ、2週間過ごしました。

そして約束の期日が過ぎた後、学生たちは再び研究室に集められ、コメディ番組が流れるテレビの横で、つまらない単純作業を黙々とこなすというテストを受けました。

この3グループのなかで、ウィルパワーが強化されたのは、どのグループだと思いますか?」

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正解は・1つ目のグループ

「2週間、立っているときも、座っているときも、姿勢に気をつけて生活するよう」指示されたグループでした。

日頃、無意識に行っている行為を「やらないようにすること」は強い集中力を必要とすることだからです。

無意識の行動に「ハッ」っと気付き、改める行動をとるということを繰り返す程ウィルパワーを鍛えることができます。

セルフモニタリング効果

自分で自分の行動を客観的に観察して、うまくいった・うまくいかなかったと評価し、そこから生じる達成感や反省によって行動をさらに強化できるという働きです。

このセルフモニタリング効果を活用することでウィルパワーをトレーニングして強化できるのです。

集中力の源である「ウィルパワー」を強化したければ姿勢を正しましょう♪

最後に

思考や感情をコントロールする力を「ウィルパワー」と呼びました。

アメリカでの研究によると現代人は1日のうちに平均70回ほど、物事の選択や決断をしています。

目覚めて、朝食はなにを食べるのか。今日はなにを着ていくか。どのルートで出勤するのか。

毎日の生活のなかで「なにかをやる」「なにかをやらない」「なにかを望む」という選択と決断をくり返す度に、ウィルパワーは減少します。

朝は意欲十分だったのに、昼休みを過ぎ、日が沈む頃には疲れ果ててしまうのは仕方がないことです。

だから私の投稿が23:30現在も終わっていないのも仕方がないのです。

集中力をUPさせるウィルパワーを強化するには姿勢を正す!ことが大切なのです。

↓これめっちゃほしい(笑)


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