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去年の3月から今までを振り返って

去年の今頃は、娘の大学進学で走り回っていたなぁと思う。

入学式に着るスーツやパソコンの購入。お金のことでも支払いに回る日が続いた。

今までバイト経験がないので、大学入学を機会に本人名義の銀行口座を作った。

付き添いはしたけれど、18歳だからと自分で手続きをさせた。

大学生協に加入したので、色々と恩恵はあり支払ったお金は「出資金」なので高額であって、卒業時に返金される。

授業料の高さには面食らったけれども、受験時に調べていたし万が一のために予約型で手続きはしておいた。

入学後、奨学金を使わなくてもいけそうだと見通しはついているので、今のところは大丈夫。


入学してから反抗期が始まって、今でも対応に困るけれど一時期は「もうどうしよう」とかなり悩んだ。

悩みすぎて精神的にまいり、寝込んだ日は多い。

我が家は中学受験経験者で、その経験を悩める中学受験を検討する親御さんに役立ってもらおうとサイトを開設した。

過去に教育系・金融系サイトや大手出版社のWeb担当からお声をかけていただいて、執筆経験はある。

ところが、執筆で思い知らされたのは「関東圏のものすごく教育熱心さとお金のかけ方の違い」が半端ない点だ。

我が家は運良く何校も受験はしなかったし、超有名塾に通わずアットホームな塾を選んだので、「月40万」「振り返れば年間1000万円」など塾代での苦労は少なかった。

依頼する担当者からは「嘘でしょ?」とよく言われて、契約解除は多かった。

温度差と教育格差の違いに戸惑い、その後ライターをやめた。


今はマイペースにサイト運営をしているが、この1年間の収益はかなり落ちた。

私のリサーチ不足はもちろんだけれど、子供のことで悩んで続ける気持ちがガクンと落ちた。

新たに趣味の「吹奏楽関連」でサイトを新規サイトを立ち上げようとも考えた。

しかし調べてみると、競合が多すぎるし専門家ではないので、説得力にかける面は大きい。

中学受験については、某教育評論家のように勉強法を教えたりはできないし、むしろ「親のメンタル面や考えてほしい」記事を提供するのが大事なのではないかと気づいた。

運営面では勉強不足である点は多いけれど、少し書き方などを変えるなどの改善をして、少しずつは収益は出始めてきた。

病気で外へ働きにいくことは禁止されているので、マイペースに動ける働き方がちょうどいいのが今の「サイトからの収益化」だ。

ようやく私にあう働き方というより「居場所」が見つかった気はする。

今の教育現場を知る機会も増えたし、親御さんの悩みはSNSで知る機会は出てきているので、あともう少しは踏ん張れる可能性はありそうだ。


今月中に2回生に上がれるかの結果がわかるけれども、娘自身、戸惑いながらも新しい生活に馴染んでいった。

最初は見ていてハラハラしたけれど、今は友達ができて、バイトもするようになった。

パソコン操作は中高時代に慣れていたせいか、それほど苦労はしていなくくて、夜に悲鳴を上げながらレポートを書いていた日はある。

4月からは講義の内容が専門性が高いものが入るので、休みの日は減るかもしれない。

今でも食事時間などは家族でバラバラだし、私が体調を崩してしまい長期間実家で養生する日もある。

今年は中学受験を乗り越えたあの日から、とても疲れた1年間だった。

大学生活についていけたのは娘であり、私は夫や娘から説明を聞いて馴染もうと頑張った。

大学入学してから1年間、大学生活に馴染むのが大変だったのは、私だったかもしれない。

もうライターの縛りはなく、自分のペースで稼ぐ道を選んだけれど、この1年を振り返ると「私には縛りのないマイペースでお金の自立をする」いい機会だった。

これはライター業を否定しているのではなく、マイペースに自分でお金を得る生き方も選択肢のひとつであるといいたい。

4月になると、がくんと収益が落ちる時期が出るけれど、自分で地に足をつけてマイペースにしなやかに「自立する」道を歩こうと思う。

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