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鎌倉・極楽寺 古民家カフェでスリランカカレー

鎌倉。古民家カフェ。スリランカカレー。
聞くだけで行きたくなる、極楽寺駅近くの「la maison ancienne(ラ・メゾン・アンシェンヌ)」さん。

駅から降りて、坂を上がった先にあります。
古民家カフェは増えましたが、本当に外観が「古民家」過ぎて、初めての人は迷ってしまいそう。

私も一瞬迷いつつ、看板のおかげで到着。

おいしい…(下はスリランカの言葉でしょうか?)


店内も落ち着いた雰囲気。
何となく背筋が伸びる空間です。


ランチメニューはスリランカカレープレート、1種類のみ。お値段1500円。(税込)

そしてついに着カレー!


どん。

う、美しすぎる…………

手前はメインとなるキーマ(ひき肉)カレー。
その周囲にポリヤル、ダル(豆)カレー、サンボルなど豊富なお馴染みの副菜達。
キーマカレーは、鶏の旨味とトマトの甘味がじんわり広がる、優しいミートソースのような味わいのカレー。これ自体にめちゃくちゃスパイスが効いている!という訳では無いのですが、副菜それぞれにふんだんなスパイスを使っていらっしゃり、むしろメインを際立たせています。
ポリヤルはマスタードがしっかりと効いており、ダルカレーと大根はスパイスを感じながらまろやかな味。
あまりメインのカレーは辛くないため、奥のサンボルで辛味を足しながら頂きます。
勿論パパド(豆のおせんべい)を砕くのは忘れずに!


余談ですがこの歳になってから、圧倒的に米より豆のせんべいを食べている気がします。先日ついに家で焼けるパパドを買いました。寝っ転がってお笑い番組を見ながらパパドを食べる。異国情緒を日常に取り入れたい方にオススメです。



話は戻って、スリランカカレーの魅力のひとつに、この見た目があるような気がします。どんなお店で食べても、盛り付けや色合い、そのバランスの「異国感」というか、私たちの想像するスリランカという国をそのまま表しているような。

ここまで美しいと毎回抵抗が生まれますが、「号に入っては郷に従え」。

一つ一つを十分に味わった後は全てごちゃまぜにします。


この瞬間が堪らない……。

混ぜてもなお美しいんですよね。
とはいえ最初はやはり抵抗がありました。
しかし人間、旨味の前では無力。個性際立つ副菜達、パパド、カレーが渾然一体となった末に生まれるあの宇宙的な美味しさには抗えません。

あっという間に完食。

食後はスリランカスイーツやお茶を頂きながら、ゆったり古民家の雰囲気を堪能するのもオススメです。

ご馳走様でした!

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【la maison ancienne ラ・メゾン・アンジェンヌ】

〒248-0023
神奈川県鎌倉市極楽寺2丁目1−13

11:00〜17:00
定休日/水曜

電子マネー・クレジットカード不可

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