今も落っこちた時は、下手くそに生きてる。

季節の変わり目だ。
気圧も猛烈な上がり下がりを毎日繰り返し、運動してサウナに入って早めに寝ようと心掛けても、それを凌駕するようにうつのエサが自分に襲いかかってくる。

もう何回目だろうか。
途中まではこの体調の変化に一喜一憂を繰り返し、どうにもならない時はHP20くらいでやっきた。診断を受けて四年経つが、この一喜一憂の憂は毎回自分の心身に爪痕を残していく。小さい波でなく、大きな波がゆっくりゆっくりと襲いかかってくる。乗りこなそうとして落っこちて、そんなことの繰り返しをここ数年続けてきた。

再発とか、またうつがぶり返した、、、という感覚よりも、前にも書いたかもしれないが、自分の中のなんというか尾獣のような（笑）ナルトと九尾が仲が悪かったように、僕の中にも見えないうつという尾獣が存在していて、そいつを上手く飼い慣らせなくなったときに、また手懐けるのに結構な時間がかかってしまう。

でも、これをやっていくに他がない。今更大健康な自分に戻りたい！なんて欲もあまりない。（予防として色々やったりはするけど。）治るものでもないと、もう諦めている。自分はうつであるという事実を抱きしめながら、不調に抗ってやっていくほかないのだと思う。こんなクソみたいな日だって、健康な人でもあるっしょ。くらいに。

今の自分が出来ることを、それなりにやっていく。またエンジンがかかってきたら、その時は全力で動く。だけれど、エンストばかりする日もまあ仕方ない。それが僕であり、すぐにポンと変えられるものでもない。周りの人には少し迷惑をかけてしまうかもしれないけれど、一旦借金させてもらって。本調子になったら、また回収しにいく。こうやって日々持ちつ持たれつ、そこそこにやっていくのが自分に合ってるんじゃないかと思う。

そんなこんなで、落ちた時は目一杯下手くそに動いてみる。やれる範囲で大丈夫。今持っているパワーを、今の状態で出来る分だけ発揮する。

落ちた時こそ、余裕を持って。自戒も込めて。