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美容室に行って思い通りの髪型にならない時あるよね?

皆さん、美容室に行くことはあるだろうか?

毎回自分で髪の毛を切っているという人以外は美容室なり理容室に行ってヘアカットをしてもらうことが当然あるだろう。

僕は昨日、ヘアカットために美容室に訪れた。題名にある通り全く思い通りの髪型にならず想定外の髪型にされてしまったことについて今から書いていこうと思う。

大学生になって2年が経つが、2年間髪を切るときは大抵そこの美容室に行っている。気に入っている美容師がいる訳ではなく、大学になって髪を切る場所を友人と一緒に探しているうちに見つけた美容室である。価格もリーズナブルだし、行きやすいから毎回行っているというのがその美容室を利用している理由だ。その為、ネットのサイトで一番安く予約して行っているので毎回切ってくれる人は違う。何回か同じ人に当たることがありそのときはかなりやり易いが今回カットしてくれた人は初めて切ってくれる方だった。

そこは、一般的な美容室である。

例のごとく、
「今日はどんな髪型にしますか?」
そう聞かれた。

いつも言うように説明をすると、イメージが付きにくかったのかヘアカタログを出して

「こんな感じですか?」

そう聞かれた。イメージに近い髪型があったのでそれを指差して

「これより少し長めの感じでお願いします!」

と僕は言った。これならイメージを完璧に掴めただろう。そう感じていた。

自分がカット前どんな髪型だったのか説明しようと思う。前髪は全て下ろすと鼻より下の長さがあり、後ろは髪を結べるほど長い。髪型的にはセンター分けというのだろうか。そんな感じの髪型だ。基本的に後ろに流している感じである。

それがどうなったのかはこれからわかる。

シャンプーをしてから髪を切り始めた。切り始める前に横の長さはどうするか聞かれたので耳に少しかかるくらいの長さでお願いした。

しかし

その美容師はワンカット目から耳の上を切ったのだ。

僕は一瞬焦った、これはやってしまった感じかな?そう思ったが相手はカットのプロだ。自分がどうこう言うようなことじゃない。任せておこう。そう思いとりあえずカットしてくれているのを見ていた。

カットが進むうちに見た目がどんどんカッパに近くなって行った。何が起こったのだろう。僕にはわからない。しかし、長めにお願いしたはずがその長さを上回る長さをすでにカットされている。これ以上切ってほしくないという思いもあるがここでやめると見た目はカッパだ。もうこのまま任せようと心に決めた。美容師の方もカッパになってしまったことに少し焦りを覚えたのか、

「いい感じになるまでもう少し切りますね。」

そう言ってきた。変な感じにしたのはお前だろ。と思ったがそんなことは言えなかった。

言い忘れていたが、その美容師の方は腕の見えている部分すべにタトゥーが入っていた。

タトゥーに対する偏見は全くないタイプだが流石にガタイのいいお兄ちゃんが見える部分全てにタトゥーだとビビってしまった。

そんなこともあり気付けば角刈りに近い状態に。

「あ、終わった。」

そう思った。カットの最中何度も、もう坊主にしてもらおうと思った。それを言い出すのも美容師の方に失礼かなと思ったら言い出せなかった。

これ以上切る髪がなくなったのか、

「一旦髪の量と長さの確認お願いします」

と言われた。もうどう考えても気に入らないそれは見ていたからわかっていることだったが一応触って確認してみる。

うん。気に入らない。

けど、美容師の方を見る。腕のタトゥーが目に入った。

「あ、いい感じです!」

気づいたら口がそう言っていた。

美容師の方も流石にこのまま返す訳にもいかないと思ったのか、

「最後に自分にセットさせてもらってもいいですか?」

そう言ってきた。もうどうにでもなれとヤケクソだったのでお願いした。個人的にワックスでツンツンなセットをされるのが大嫌いだが案の定そのセットをされた。まあ今この髪型ならそのセットしかないかぁ。そう納得してしまう自分もいたが、もうどうでもいい。今すぐこの場を離れたい。そう思っていた。

カットの料金を払って入口まで送ってもらう。エレベーターが来るまでの間、談笑する時間があった。

「かなり短くなりましたね!スッキリしましたね!」

短くしたのはお前だろ。何言ってんだよ。と怒りの感情が湧いてきたが、

「サッカーするのに良さそうです!」

とか言って感情が顔に出ないようになんとかやり切った。

そんなこんなで散々な髪型にされた僕はその後すぐバイトがありバイトに向かったのである。

流石にツンツンヘアではバイトしたくないと思ったのでバイト先に着くや否やトイレに駆け込み髪型を直した。

自分でセットしたらさっきよりはましになった気がしたが、気に入るまではいかなかった。バイト先の人達にはスポーツ少年っぽいと言われ、店長にはサッカーやってるしイメージにはあってると言われた。バイト先にいる美容学生2人には相当バカにされたが気に入ってくれる人が数人いたことが救いだ。

今日、大学のサッカー部の練習に行ったが、前日から髪型が最悪だという話をInstagramで載せていたからか、みんな似合ってるよと言ってくれた。ならいいかなと思ったりもするがInstagramのDMで「似合ってないからワカメ食べて早く伸ばしなよ」と送ってくる子が3人もいたので賛否両論の髪型になったのかなと思っている。

僕は2ヶ月間とりあえずワカメ、ヒジキ、昆布、納豆…を食べて髪を伸ばしていこうと思う。

美容師を責めるつもりもない。自分が言えなかった責任があるし、意図が伝わらなかったのは僕のせいだろう。

今回のことで言えるのは

信頼できる人に髪の毛は切ってもらうべきだ。

それに尽きる。あとはコミュニケーションは大切だということ。でも今回はコミュニケーション不足って訳でもないかな。

まあ長くなったのでこの辺にしようと思う。

今も「髪よ伸びろ!」そう唱えながら海藻サラダを頬張っている。

ではまた。

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