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ユトリノヒトリ

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ゆとり第一世代の私の過去を小説にして綴ってゆきます。続き物になっておりますので【01】からどうぞ。THE ユトリ!ちょっとだけフィクション物語!
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#ほぼノンフィクション

ユトリノヒトリ【04】 #ドライブと敗北

ユトリノヒトリ【04】 #ドライブと敗北

ユトリノヒトリ【03】▶︎▶︎

あれからすぐにまた携帯が鳴った。

私は一呼吸置いてから通話ボタンを押す。

電話に出ると、彼は嬉しそうに話し始めた。
最初に言われたのは、電話を一方的に切らないで欲しいということ。それから、無理に喋らなくていいから話を聞いて欲しい。

私は結局、無言を貫く訳にもいかず、相槌は打ったけど、それ以上の反応はできなかった。それでも彼は他愛も無い話をずっと続ける。

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ユトリノヒトリ【03】 #夜と朝の間

ユトリノヒトリ【03】 #夜と朝の間

ユトリノヒトリ【02】こちら▶︎▶︎

専門学校を辞めた私は、とりあえずアルバイトをしないといけなくなる。でも暫くはフラフラと遊び回っていた。

昔のストリートダンサー仲間の友達は2つ下で、立派なギャルになっていた。私は、濃いメイクや巻き髪、ミニスカートにヒールというスタイルに段々慣れていき、着飾る事を覚えたのだ。

いつも夜から遊びに出かけるから決まって繁華街の路地ではキャッチやナンパに出会す。

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ユトリノヒトリ【02】 #黄色いカーテンと見栄っ張り

ユトリノヒトリ【02】 #黄色いカーテンと見栄っ張り

ユトリノヒトリ【01】▶︎▶︎

18歳で友人と大阪でのシェア生活がスタートした私はまず最初に人生初の挫折を経験する。

ダンスの専門学校はきっちり単位も取らないといけない。私はHip-Hopが好きだったけど、バレエにジャズにタップダンス。

それに加えて舞台史や英会話、そして参加しないと単位が取れないミュージカルの練習。

そんな忙しい毎日の中で、私は足に違和感を覚える。すぐに病院でレントゲンを

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ユトリノヒトリ【01】 #23歳くらいがオバさん

ユトリノヒトリ【01】 #23歳くらいがオバさん

朝日が差し込むカーテンを勢いよく開ける。

眩しい。あぁ……夜ちゃんと眠れるって良いもんだなぁ。もうオールなんてできないな。

そんな事を考えながら鳴る前のアラームを止めて、パソコンのチェック。

リビングから淹れたてのコーヒーの香りがする。香りだけで目が覚める気分だ。そう思いながら飲みかけのミネラルウォーターを乾いた喉に、一気に流し込む。

そして、もう一度眩しい朝日を浴びたくてベランダに出てみ

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