Trek in the woods | 里山トレッキングで五感をリフレッシュ
「里山」
国土の3分の2が森林のここ日本は、都市部を少し離れればそこには山がある自然にあふれた島国。
暮らしと仕事の拠点にしているここ長野県松本市は、森林が多い県第3位というくらい森が多く、3000m級の山々が連なる北アルプスのような登山者が集まる山もあれば、里山(松本の平地が標高600mなので1000~2000mくらい)も多い。そして山の中には遊歩道や林道が張り巡らされ、訪れてみれば意外と気軽に散策ができる。
我が家には山歩きが大好きなワンコがいて、毎日のお散歩ルートに少し飽きた日、夏の暑い日や、秋の紅葉の時期にはよく里山に出かける。
さて、どの辺りに出かけたら良いのか。私はいつも事前にGoogleMapで歩きやすそうな林道やトレイルを探り、エントリーポイントとおおよその目的地を決めて出かけている。目的もなく歩くより、広場や景色の良さそうな場所など、なんとなくでも目的地を決めることで足が進みやすい。
近くに山があっても普段の暮らしのルーチンのなかでは、なかなか「そうだ、里山へ行こう」とはなかなかならないと思う。我が家ではきっかけあってワンコと生活するようになり、毎日2回は外の空気をたっぷりと吸い込みながら歩くことが日常になり、さらに非日常を求めて里山に出かけるようになった。
里山の森へ入ると、その瞬間に空気の温度や香りが変わるから不思議だ。きっと草木や沢の水、土や岩の湿り気が風に乗って嗅覚を刺激しているのだと思う。日常にはない刺激によって心もなんだかフレッシュな気分になる。空を見上げれば木々の葉が風に揺れ、木漏れ日と光を透過した葉が鮮やかな緑や黄色、オレンジ色にゆらぐ。沢は太陽を反射してきらきらと流れる。沢に足を下ろしてみるとその環境とのつながりが更に増して、暑い日には一層心地いい。
里山トレッキングでは、もしかするとクマさんに遭遇することもあるかもしれない。脅かしてはいけないのでクマ除けの鈴は必携。加えてスマホのスピーカーから音楽なんかを流しておくと安心。風景に溶け込む音楽を聴きながら気持ちよく歩けば、ちょっとしたお出かけの風景もなんだか映画のワンシーンのようにも見えてくる。
一歩引いてみれば日本のどこにでもある里山。もし都会に住んでいても、少しだけ足をのばせばたどり着ける里山。日常から少し離れてリフレッシュしたいなら、里山トレッキングは心からお勧めできるアクティビティーだ。
日常の隙間に出かけるアウトドアも、実はオリジナルで開発したプロダクトのフィールドテストがサブの目的。実際のフィールドで実際に役立てることで見えてくる使い方や気づき。そこから生み出される、ミニマルで心地いいプロダクトを目指して、日々開発と制作を行っています。もしご興味ありましたらPEBLWEARついてもご覧ください!
PEBLWEAR | クリエイター
赤塚 雄平
■ PEBLWEARついて詳しくはこちら
2022年度グッドデザイン賞受賞。1点ずつハンドメイドのウェアラブルリモコン。リンク先から製作オーダー頂けます。
Made in Matsumoto Nagano Japan.
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里山トレッキングに役立つ道具たち
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