自己分析って何だよ、くらいに思っていた頃の話。 -Daily 就活大学生01-
「誰かに話すようなすごいことなんて、何もしてない」
初めてESを見た時、私には書けないと思いました。
「アルバイト先でバイトリーダーとして…」
いやバイトリーダーとかいう制度そもそもなかったし。
「お店の売り上げを〇〇%アップさせました」
どういうバイト先にいったらそういう経験ができるのか教えて欲しい。
「サークルの幹部として…」
サークル入ってないんだよなぁ。
ESの例文を探すと、こういうのがたくさん出てくるけれども、私が真似して書けそうなものなど1つもありませんでした。
”頑張っていない訳じゃない、けれども目を惹くような経験をしていない”
これが私のコンプレックスになっていたような気もします。
頑張って絞り出して書いてみても、『コイツの大学生活うっすー』て思われても仕方ないような文章しか書けませんでした。
もっと全力で大学生らしいこと頑張らないといけなかったってこと?
いや、なんか違う。そうじゃない。でもどうしたらいいのか分からない。
そんなモヤモヤした気持ちを抱きながらも、1dayや2day、1週間のインターンシップになんとか参加し、3回生の夏が終わってしまいました。
難関インターンシップに参加しまくる優秀な学生と私、この差は何だろう
ずっと考えていました。
そしてようやく分かったのです。
私はわたしのことをよく分かっていない
このことに気付いたのは、3月上旬、選考もいくつか受け始めていた頃です。
「あなたは小学3年生の頃、どんな子供でしたか?」
フリーズしました。何も思い出せなくて。
また別の企業でリクルーター面談を行なった時に言われたことがあります。
「この先の人生後悔したくないなら、君はもっと自己分析をしたほうがいい。」「自分の中に確固たるものをつくり上げるんだ。」
これが決定打となりました。
私はこの日を境に、今までの私と徹底的に向き合うことを決意したのです。
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