見出し画像

「ご近所ガチャ」/ご近所トラブル一つの解決策(経験談より)/家庭での人間関係のカウンセリングを受けるなら/広島の心理カウンセリングオフィスFLIFE

こんにちは。人間関係のお悩み専門のカウンセリングルーム、広島の心理カウンセリングオフィスFLIFEの奥本です。
さて、今回は人間関係ガチャシリーズ、「ご近所ガチャ編」です。
人間関係ガチャの厄介なところは、自分で付き合いを選べない事と、切りたくても容易に切る事の出来ない関係にあります。
ご近所ガチャもそのうちの一つでしょう。
今回も自身の経験からご近所との付き合い方について綴っていきたいと思います。あくまで、私の経験談という事で話半分でご参考にしてください。

①ご近所さんからの苦情

まだ私が義務教育時代の話です。私の実家は先祖代々住んでいた土地でした。それ故に、ご近所さんも祖父母の代から、もしかしたらそれ以上前の代からの付き合いのある方々ばかりで、とても良好な近所付き合いだったと思います。私は兄弟も5人と多く、しかもわいわいがやがやとした雰囲気の家族でした。よくご近所さんからも、「昨日は楽しそうだったね」、とか「兄弟喧嘩してたでしょう」とか、よく話のネタにされました。正直うるさかっただろうとは思いますが、これまでの関係性によってそれが許容されていたのだと思います。しかし、それは関係性が出来上がっていたからこそ。
当然新しく越してくる人なども居り、そういった人との関係性は構築できておりませんでした。そして、ある日、苦情が来ました。
初めての苦情だったので、覚えています。実家で友達とテレビゲームをして白熱してはしゃいでいた時でした。
近所に引っ越してきた人からの苦情が来たと、母親から告げられました。
どうやらその方は夜勤明けで疲れていたところに、子供たちの声がうるさくて眠れないという事。今思えば本当に申し訳ない事をしていたと思うのですが、何分当時はまだまだ子供。考え方も子供。これまで同じようにはしゃいでいても何も言われて無いのに何でそんな事を急に言われないといけないのかと思っていた記憶があります。まあ、それはそれとして。私はそのあともあまりその事を気にせずに遊び、苦情が来て、母が謝る、そんなループがありました。今思えば本当に申し訳ない連鎖でしたね。しかし、当時は本当に何も考えてなかった。でもその苦情がある時パッと止まりました。子供のはしゃぎ声などは恐らくあまり変わって無かったと思いますが、なぜ止まったのか。それは母の取った行動によるものが大きかったのではないかと、思います。

②先に謝罪をしておく

お中元やお歳暮といった文化がありますよね。ご近所同士でも送り合ったりしています。また、余りそうな貰いもの等もご近所にお裾分けという事もありました。母がやったのは、そういったお裾分けや贈りものの相手として、苦情を言ってくるご近所さんを追加した。これだけです。また、その際にいつもうるさくてすみませんと、先に謝罪も一緒にしていたとのこと。そうして、先取りの謝罪と一緒に最初のお裾分けを持って行ってからというもの、苦情は無くなりました。こうしてまた一軒、ご近所さんが子供の喧噪に寛容になった訳です。。。

まとめ

という事で、今回はご近所ガチャについてお話しました。
ご近所さんとの関係性を作る事がご近所トラブル解決に繋がるという事ですね。とはいっても、今回のご近所トラブルについては、世の中のご近所トラブルの中でも一番の小物かもしれません。中にはボスクラスやラスボスクラスのものだってあるでしょう。謝罪や贈り物を送ったくらいでは解決しないものもあるかもしれません。
ご近所トラブルの解決法としては警察や弁護士などに相談するという物理的な側面のものもありますが、ストレス等の心のケアに関しては、いよいよしんどいという段に陥ったら精神科やカウンセリングの受診も選択肢の一つとしてご活用下さい。本音を言うならば、耐えられなくなる「前に」、が一番良いと思っております。


著者:広島の心理カウンセリングオフィスFLIFE 奥本浩司



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?