N高・S高 名駅キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」…

N高・S高 名駅キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」プロジェクト。 多くの人の心にうったえるをテーマに、社会課題や身近な暮らしに関する公共広告画を錯視効果を使って制作しました。 ここでは生徒がまとめた記事を紹介します。

マガジン

最近の記事

初めての広告画を作りました

万引き認知件数は年々減っていってますが、まだ完全になくなっていない状態です。 万引きは普段生活している上で私たちに身近な問題です。そしてお店の数だけ万引きが起こる可能性があります。 その問題について考えて欲しい、少しでも減って欲しいという願いで広告を作成しました。 工夫した点 猫をでかでかと置いたところと目をいじったところです。 猫にすることで、万引きしようとしている人に「なんでこれ猫なん!?」 「なんで猫なん!?」「気になるわ!?」って思わせて注意を逸らす作戦です。 目を

    • あなたは福島の現状を知っていますか?

      震災から10年以上が経った今でも福島の風評被害は無くなっていません。農作物は世界一厳しいと言われる放射線量の検査を受けているにもかかわらず、福島県産だからと言う理由で購入をしない人がいます。この風評被害を減らすために、錯視効果を取り入れたポスターを制作しました。 工夫した点 配色は人目見て印象が残りやすい赤を基本にし、文章は5パターンほどの原稿を作りその中から一番記憶になりやすいと感じたものを採用しました。 制作した広告画像はこちら! 少ない情報で全体を理解した気になっ

      • なぜ多い?転売ヤーの増加 転売対策の広告を作るにあたって。

        そもそも転売とは何か? 転売とは、「小売業者から商品を購入し、それらを販売する行為」のことを指します。 そもそもなぜ転売が問題視されている理由は、健全な小売市場の維持と成長を阻害している点にあります。 販売者が想定していない、あるいは認めていない方法で商品を購入し、一般消費者の手に行き渡るのを阻害していることから、転売行為は問題視されています。 なぜ転売は減らないのか それは、転売ヤーにとっての利益があるからです。 転売は単純に利益が出るだけでなく買い占めることに

        • 転売は駄目です国民の国民よる国民のための広告

          転売は駄目です国民の国民による国民のための広告を作ってみました。 転売は駄目です。 モラル守りながら生きた方がいいです 購入者としての責任感を持ってください。 買い占めしないでください 一応錯視を使いわかりやすくしました。 工夫した点 デルブーフ錯視使いました。 同じものでも転売すると価値が低くなるのを再現しました。 制作した広告画像はこちら! スマホを小さく見えるようにしました。 同じものでも転売すると価値が低くなるのを再現しました。 プロジェクトを

        マガジン

        • 錯視広告プロジェクト
          16本
        • オフラインの遊び
          6本
        • オンラインの遊び
          2本

        記事

          偏見と差別と固定概念と高校生ゲイの僕のお話。

          僕はこの春からN高に入学し、忙しながらも楽しく高校生活を送っている、高校一年生のゲイ。周りの環境が一気に変化し、初めてのことも多くチャレンジをしている中、今回のプロジェクトNがスタートした。 まずはこの画像を見て欲しい。 この二つの丸の色は何色だろうか。 ピンクと黄色?紫とオレンジ?様々な見方があると思われる。 だが、この二つの円はどちらも同じ色だ。 錯視効果により違う色に見えるが、手前の”フィルター”を外してしまえば、同じ色の円が二つ、ただそこにあるだけ。 これは、

          偏見と差別と固定概念と高校生ゲイの僕のお話。

          「時間に追われて生きている人」に絶対に見てほしい広告!!

          この錯視は「ペンローズの階段」といってどれだけ階段を登っても最初の場所に戻ってきてしまいます。 時間を有効活用していると思っていても実は、自分が時間に振り回されているという事が僕も良くあります。そこで僕は、普段仕事や勉強などやらないといけない事に追われて自分の時間を持てていない人に向けて、「時間に追われるのではなく、自分が時間を追う側になって時間を有効活用してほしい」というメッセージを込めて作成しました。 工夫した点 階段の段数や向きの微調整に力を入れました。段数や向き

          「時間に追われて生きている人」に絶対に見てほしい広告!!

          地球温暖化や森林伐採について錯視を使った15歳の考え!

          地球温暖化についてや森林伐採を多くのひとに考えてもらいたいなと思って作りました。 今の社会は忙しくたくさんの人が目の前しか見ていません。けれどこれからのことについても少し考えて欲しいと思いました。 作品は見た人が立ち止まって、考え、理解して欲しいです。 工夫した点 文字を入れてません。忙しい人々が何これ?と思い、一度は立ち止まってくれるかなと思ったからです。 その立ち止まってくれた人がこれはどういうことを伝えたいのかを感じ取ってくれるといいなと思いました。 それを伝える

          地球温暖化や森林伐採について錯視を使った15歳の考え!

          多様性を認め合わずして良い世の中は作れない…と思う。

          今回のプロNでは錯視効果を使って広告を作ることとなり、僕はダイバーシティーという考えを広める広告を作りました。 まず皆さんはダイバーシティーという考えを知っていますか? 『ダイバーシティー』は『多様性』を意味する言葉です。僕はそのダイバーシティーという考えがあまり知られていないように感じたので今回取り上げようと思いました。 僕はこの広告を見た人が少しでも多様性を受け入れることができるようになってくれればと思いこの広告を作りました。 工夫した点 工夫した点は二つあります。

          多様性を認め合わずして良い世の中は作れない…と思う。

          錯視効果の応用性と広告との組み合わせについて

          今回のプロジェクトNのテーマである、錯視効果を使った広告の作成で私が題材にしたのは、騒音問題である。 単に騒音問題といっても様々な事例があるが、その中でも私が訴えたいのは、日常を送る上で生じる生活音についてだ。 例えば、バスや電車内でよくあるイヤホンの音漏れ、家での大声やスピーカーの音量の大きさによる近隣トラブルなど、様々な問題がある。 今回はこれらの問題を使って広告を作成した。 工夫した点 オブジェクトの数を極力少なくすることによって、最低限の情報でシンプルな広告を作る

          錯視効果の応用性と広告との組み合わせについて

          食べれるのにたくさん食べ物は捨てられている。世界には貧困でご飯が食べれない子供がいるのに。

          世界では多くの食べ物が捨てられています。まだ食べられる野菜や果物、肉などが世界で約13億トンも破棄されて、そのうち日本では612万トン破棄されています。そのなか、世界では9人に1人が栄養不足で困っています。 私はこの現状をたくさんのひとに知ってほしいと思いました。 工夫した点 工夫した点は二つあります。 一つ!ご飯が食べられない子供たちの声をたくさん書き、一番伝えたい言葉は大きくしたことです。見る人が目につきやすくなると思い、大きさを変えました。 二つ!たくさんの訴え

          食べれるのにたくさん食べ物は捨てられている。世界には貧困でご飯が食べれない子供がいるのに。

          海に捨てられるゴミがたくさんあることについて

          私は海にゴミが多いこと、その大量のごみのせいで魚や亀が死んでしまう問題について知ってもらうためにこのテーマで広告を作りました。街にポイ捨てをすることによって、風に流されたり、川から海へ流されたりして結局は海のゴミとなっていることを知ってもらいたいです。 工夫した点 錯視で使う背景を海と陸にして、海は広いからゴミがあまりないように見えるけど、陸に上げてみるととても多いということを伝わるように工夫しました。 そしてそのゴミを亀などが誤って食べてしまって困っていることも伝えたか

          海に捨てられるゴミがたくさんあることについて

          ファッションは自由だ!服装の固定概念に終止符を。

          みんなが自由に、好きな服を着る、個性を尊重した、社会を築き上げたいと思い広告です!広告に錯視を取り入れる事で不思議な画像に仕上げました! 男性だって女性だって、どんな人間であっても関係なく、好きなファッションをする、それを個性と捉え、当たり前になる世界になって欲しくて作りました! 工夫した点 男性が着るような服装を女性が着て、女性が着るような服装を男性が着ているところで、男女の身長差や男性らしい服装を見つけるのに苦労しました。 文字の色を2種類にして、反転させることで男

          ファッションは自由だ!服装の固定概念に終止符を。

          現役N高校生が食料廃棄について考えてみた!

          食料が今は存在しているが、これより先、未来の食料は、存在しているのだろうか。 世界の人口は増え続けている。 今後の食料の奪い合いで戦争が起こるかもしれない。 50年後、100年後の未来の食料を繋いでいくために今できることはないか。 工夫した点 中央のゴミ箱におにぎりが吸い込まれていく様子を表している。 今食料があるとしても今後はあるとは限らないことを考えた。 頑張って目を凝らして必ずおにぎりが消えいくことになっているはずである。 制作した広告画像はこちら! トロク

          現役N高校生が食料廃棄について考えてみた!

          人種差別の反対を訴える広告画を制作しました

          見かけの肌の色で人を差別したり判断したりするのをやめてほしいという願いを錯視効果のある広告で作成しました。人種差別は現在でも続いている問題で、去年には黒人男性が白人の警察官に殺害される事件が起きたり、新型コロナウイルスの発生源が中国だったことからアジア系の人たちが街で暴行を受けたりする事件がたくさん起きたりしています。 工夫した点 二人の肌の色ができるだけ違う色に見えるように、背景や肌の色などの色の組み合わせをたくさん試しました。 制作した広告画像はこちら! 明るさの対

          人種差別の反対を訴える広告画を制作しました

          広告作成を通して、命の大切さについて考える。

          ペットの殺処分件数を0にしてほしい!という願いを込めて広告を制作しました。年々殺処分件数は減ってはいるものの、0にはまだ程遠いのが現状です。ペットも人間も命の大きさは一緒なので、そのことが伝わるようなものにしました。 工夫した点 ハートのイラストを入れて、命についての広告だと伝わりやすくしました。 制作した広告画像はこちら! この広告で使用した錯視効果は、「私たちは大きさの判断を、奥行きを考えて行っている」ということを利用したものです。(大きさの恒常性) 人間と犬を隣

          広告作成を通して、命の大切さについて考える。

          貴方はこの画像が何に見えますか? 二通りあるものの見方

          この広告はルビンの壺という錯視アートを使った広告 この図形には壺と顔という二通りの見え方がある。 しかし、一つの物を認識している時、同時にもう一つの物を認識できないという効果を持つ画像。 人の目に見えるものの誤認は多く、それは錯視などだけではないのでは無いのでしょうか。思い込みから生じる偏見が、人を傷つける事がある。 だからこそ「別の立場に立つ」ということを大切さを広めるべきだと思い、この広告を制作した。 工夫した点 色々な捉え方ができるようにし、メッセージ性でインパク

          貴方はこの画像が何に見えますか? 二通りあるものの見方