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あなたは福島の現状を知っていますか?

震災から10年以上が経った今でも福島の風評被害は無くなっていません。農作物は世界一厳しいと言われる放射線量の検査を受けているにもかかわらず、福島県産だからと言う理由で購入をしない人がいます。この風評被害を減らすために、錯視効果を取り入れたポスターを制作しました。

工夫した点

配色は人目見て印象が残りやすい赤を基本にし、文章は5パターンほどの原稿を作りその中から一番記憶になりやすいと感じたものを採用しました。

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少ない情報で全体を理解した気になってしまうことで発生する風評被害を「存在しない立方体」という錯視効果を使って表現しています。

存在しない立方体は、線が描かれている8つの円を並べることで実際には存在していない立方体が見えてしまうという錯視効果です。

この8つの円を「断片的な情報」とリンクさせ、全体の情報を理解した気になっているということを表現しました。

プロジェクトを終えて


福島の風評被害の現状についてや今話題となっている、処理水の海洋放水の危険性、そして風評被害のメカニズムについて詳しく知ることができました。また、科学的根拠がないまま処理水の海洋放水を反対している団体があることを知り、これからの時代ではより情報を自分で入手し、判断する力が求められているということを実感しました。

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