「メモを取ること」の重要性を改めて考え直してみる
最近noteを始めてから、日常生活での疑問や発見をメモに書くようにしています。
もちろん記事のネタとして書き留めているのですが、このストックのおかげでなんとか毎日投稿ができています。
「すぐにメモを取れ」
就職活動や社会人として働くようになると、当たり前のように言われる言葉です。
「仕事ができる人はメモ魔である!」みたいなビジネス本もたくさんありますよね。
なんとなく重要なのは分かっていますし、メモがあって助かった〜なんてこともしばしばありますが、実際にはどんなメリットがあるんでしょうか?
備忘録として残す
まず1番にこれが思いつきます。会議や授業などあとで見返したときに思い出せるようにするためのメモです。とりあえず書いとけみたいなやつです。殴り書きでもいいからってやつです。
また、書くことによってより強く記憶に残る効果もあります。テスト勉強のとき「ひたすら書いて覚える」方法をみんなやりますね。読むだけよりも記憶に残りやすいからです。
新しい発見を生み出す
メモとして書き出すときには、自分なりにその情報を頭で整理します。書き出すことで情報を生み出した先には、必ず何かしらの"気付き"があります。
話の時系列を整理したり、出てきた言葉を分類分けすることで、耳で聞いたことを分かりやすく可視化することができます。
みかんはオレンジ色です。冬にこたつで食べるとおいしいです。レモンは同じ柑橘系です。こっちは黄色です。酸っぱいのでそのまま食べる人はいません。
こう言われただけでは、理解はできてもすぐに頭で整理するのは難しいです。
「みかん」「レモン」の2つのグループを作り、みかんのグループにはみかんの特徴を、レモンのグループにはレモンの特徴を書くだけで一気に見やすくなりますね。
さらに、オレンジ色と黄色を矢印を使って対比させることで、「同じ柑橘系ではあるが色が異なる」という気付きが生まれます。
アイデアを生むためのキッカケ
メモとして書き留めておくと、たった1つの単語や関係のないふ2つの単語からイメージを派生させ、新しいアイデアを生むことがあります。
「若者が寄り付かない街」
「タピオカの次はレモネード」
関係のない2つの単語ですが、これを組み合わせることで「レモネードの専門店を作ってまちおこしを図る」とか「今年の夏祭りでは若者をターゲットとして農家さんのレモネードを販売しよう」などの考えが出てきます。
視覚化した複数の情報を見比べることで、さまざまなアイデアが生まれやすくなるんですね。これができるようになると、1つの情報からでも複数のアイデアを生み出せるようになります。
文章の下書きになる
このnoteでも言えることですが、何もプランを立てずに文章を書き進めるよりも、まずこんなことを書きたいという情報を並べ、話の流れを考慮しながら組み立てていく方が洗練された文章になります。
また、文章の下書きをすることで、無駄な文や余計な感想を見つけることができたり、話が脱線しているか確認することもできます。
大体のお笑い芸人さんも、すべらない話をするためにはまず下書きをして、余計な表現をできるだけ取り除くようにするという作業をするそうですね。
メモを取ることによる効果を考えてみた結果、このようなメリットが思い浮かびました。
改めてメモを取ることって大事だなと思いました。情報の大小に関わらずとりあえずなんでも書いておくっていう心がけは継続していきたいですね。
メモ帳を開いて見返していると、雑な字でこんなのが書いてありました。
「純文学に浸る中野坂上のAM2:10」
中野坂上に住んでいる友達の家で「メモを取ることの重要性」について深夜に語っていたことを思い出せました。これが備忘録ですね。
続けてこう書いてありました。
「酒飲んだら大事な話忘れてしまうから美人な書記が欲しいなあ」
「誠光社(京都の書店)と性交渉を聞き間違える」
「恋する時期は、感情がそのまま言葉になる前にゾクってする」
「夜に酒飲んで書いたラブレターはヤバイ」
イタすぎました。
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