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自分と他人の間にある歪みを知ろう

皆さん、こんにちは。
Gifted Creative、峯上良平です。

そもそも認知の歪みって何?
という方に私なりの解釈をお伝えしたいと思います。

例えば皆さんが上司から注意を受けたとします。
上司【○○さん、この書類、抜けがあるよ】
ここではどんな歪みが生じるでしょうか?
上司の表情のちょっとした変化や話し方、話す内容によっても人それぞれ
①【感じ方】が違うということがわかるでしょうか?
学生の頃から優等生、普段から叱られた経験がない人はものすごく悪いことをしたと感じやすいでしょうし、父親からネグレクトを受けた人はこの上司は私のことをきつい言葉で非難したと感じるかもしれません。一般的な感覚では、仕事のミスを指摘されたというくらいに感じることが多いかも知れません。
ここでプラス、歪みを生じやすくするのが上司の感情です。
家で奥さんと喧嘩してイライラしていれば言葉や症状がきつくなるかも知れないですし、普段と声掛けが変わるかもしれません。

次に言われたことを自分の頭で
②【解釈】します。
上記でも感じ方として出てきましたが、自身の過去の経験から記憶を引き出し、自分はいつも失敗する、ダメな奴だと落ち込んだり、恥ずかしい気持ちになったりと偏った解釈に【捉われてしまう】ということが起きます。
【本体なら素直に指摘を受け入れ、資料を修正するだけでOK】
なのに関わらず、無駄に自分を責めてしまったり、上司に怒りを感じたりします。
最期に
③【伝え方】でも歪みが出ます。
相手に攻撃された、嫌なことを言われたと解釈したならそっけない言い方をしてしまうかもしれませんし、過度に謝ったりしてしまうかもしれません。
上司からみると、生意気な奴と感じられるかも知れませんし、おどおどしていて断らないやつと思われるかも知れません。

認知の歪みは、人間関係の中でさまざまなトラブルを生む、原因となる要素が3つもあるのです。
①では自分の感じ方について知っておく必要があります。HSP傾向や、トラウマ、不安症など苦手とする場面や人、体の症状などを知っておき、受け入れる必要があります。
②では捉え方の歪みを知り、その状態であると気づき、そこからバランスの取れた、自分に合った捉え方に修正。
③では自分の要望に合った情報を相手にわかりやすく、相手が受け取ってもらえる形で伝える必要があります。

例に戻りましょう
①で上司から言われた言葉で、事実と思い込みを分けてみましょう。
この書類、抜けがある→これは事実です
相手の表情や話し方→これには自身の感じ方が入りやすいので注意。明らかに大きな声や表情が大きく変わった時には事実が入ります。
②では①であった事実を元に考えていくと歪みにくいです。自身の悪いところ、相手の指示が悪かった、環境要因、例えば仕事が立て込んでいたなど、自分や相手だけが100%悪いと思い込んでいないか、反省はしても良いが自責をする必要はないことを理解し、求められているのは【同じミスをしないこと、書類を修正し、相手に提出すること】と修正します。
③では謝罪をし、いついつまでに修正し、繰り返さない対応としてチェックリストを作成するなど、同じミスをしない工夫をすれば、今回の一件は解決です。

よくあるのが家に帰ってからも仕事のミスを反芻し、寝つきが悪かったり、疲れが取れない状態で、出社し、同じようなミスを繰り返すことです。
仕事をする上で、プライベートとのメリハリは本当に大事です。

人間関係の中で、自分に合った適切なコミュニケーション手段、思考を持つことが出来れば、かなり生きやすくなります。
自分自身ではなかなか、この歪みに気づくことは難しい。

だからこそ専門家や、ご自身で認知の歪みについて学ぶことが生きやすくなるための一歩だと私は思うのです。
自分自身が悪いのではなく、感じ方、捉え方、伝え方のどれかが上手くいっていないだけかも知れません。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
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