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成長ってなんだろう

成長する、成長が大事だというが、そもそも成長とは何か?

いろんな定義や捉え方があると思うが、ここではこう定義してみた。

成長とは、


「自らの当たり前の基準を自ら上方修正すること」


例えば、ケース1として、会社から決められた数値目標を、自ら5%アップさせて取り組んだ。

これは成長。

ケース2としては、今までは仕事が終わったらデスクはそのままで帰っていたところを、自ら帰る前にデスクを片付けてから帰るようにした。

これも成長。

ケース1はわかりやすいが、ケース2のように、自発的に行動変容を起こすことも、明らかな成長となる。

ケース1の場合、自ら設定した数値目標に取り組んだ結果、仮に従来の数値目標すら達成できなかったとしても、成長となる。

結果はあくまで結果で、アプローチの方法が間違っていた、不十分だったということに過ぎない。

それでも自ら基準を上方修正して取り組もうとしたことは成長と言える。

自発的に行動変容を起こそうとしたことと、その結果については分けて考える必要がある。

また、このやり方ではうまくいかないという経験、結論を得たことは、大きな成長につながる可能性もある。


仮に、無理矢理外部から強制的にやらされて結果が出たものは、成長と言えるだろうか?


それも成長の一部かもしれないが、本当の意味での成長にはつながっていかないだろう。

なぜなら、外部からの圧力がなかったら、その人の当たり前の基準は変わることはないから。


自分を成長させたかったら、自分の当たり前を正確に把握し、自らその基準を上方修正して行動を変えていく必要がある。

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