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【英論抄読】PRISMA-Sとは?

📖 文献情報 と 抄録和訳

PRISMA-S:PRISMA Statement for Reporting Literature Searches in Systematic Reviews(系統的レビューにおける文献検索の報告のためのPRISMA声明)の拡張版

Rethlefsen ML, Kirtley S, Waffenschmidt S, Ayala AP, Moher D, Page MJ, Koffel JB; PRISMA-S Group. PRISMA-S: an extension to the PRISMA Statement for Reporting Literature Searches in Systematic Reviews. Syst Rev. 2021 Jan 26;10(1):39.

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DOI, PubMed

📚 概要

[背景]
システマティックレビューおよび関連するレビュータイプの基礎となるのは文献検索である。しかし、システマティックレビューや関連するレビュータイプの文献検索は、しばしば十分に報告されていない。文献検索の報告に関するガイダンスは多様で、多くの場合、検索方法と情報源を明確かつ再現可能な方法で報告するためのより具体的な情報を必要とする著者に十分な情報を提供していない。本書では、PRISMA-S(Preferred Reporting Items for Systematic reviews and Meta-Analyses literature search extension)チェックリストとその解説・推敲を紹介する。

[方法]
チェックリストは、3 段階のデルファイ調査プロセスを経て、コンセンサス会議と公開レビューのプロセスを経て作成された。

[結果]
最終的なチェックリストは16の報告項目からなり、各項目には模範的な報告内容とその根拠が詳細に記載されている。

[結論]
PRISMA-Sの目的は、PRISMA声明とその拡張を補完し、学際的な著者、編集者、査読者が、検索の各要素が完全に報告されており、したがって再現性があることを確認するために使用できるチェックリストを提供することにある。

PRISMA-Sの日本語訳;DeepLでそのまま訳しただけなので、あくまで参考程度に

🌱 So What?:何が面白いと感じたか?

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SRを読む際には、PRISMAだけでなく、PRISMA-Sに準じているかチェックしていく視点が大事だと思った。
また、臨床疑問の解決のために文献検索する際にも、上記をチェックすることで漏れがなく検索できるといった活用法もアリではないだろうか。

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医療従事者における道徳感についても記事にしていますので良かったら読んで頂けると嬉しいです。

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