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『世界基準の経営理論』

数ある経営理論をギュギュッと濃色し、体系的にまとめた一冊。

803ページ、60万字というなかなかのボリュームの書籍ですが、今まで読んできた『経営学』系の書籍の中でも、最も参考になる一冊でした。

ビジネスマンであれば、本書を読めば、それ以上の『経営学書』を読む必要は無いかなと思います。
そのくらい、あらゆる理論が網羅的に、かつそれなりの粒度で記述されています。
経営理論を「経営学(マクロ・ミクロ)」「心理学」「社会学」に分類し、そこからそれぞれに紐付く理論の要旨を紹介してくれています。
とにかく数が多く、最新のトレンドについても記載されていることから、網羅性はとても高いと思います。

まずは本書を読み、自身の琴線に触れる理論が見つかれば、そのベースになっている学問(経済学or心理学or社会学)を参照し、より詳細なハウツー本を読むという流れがベストかなと個人的には思います。

これまで、経営学に横串を指すような書籍を探していたのですが、本書はまさしくズバリの内容で、とても面白かったです。

気になる方はぜひ読んでみては。

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