ぱっしょん

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日本のあちこちでラグジュアリーホテルを造る仕事をしています/休日サクソフォンプレーヤー/本を読んだり家族と遊び、たまに華を活ける休日が楽しみ/ホテル旅館、書籍、ビジネススキル、子育て、生け花の投稿が多めです。

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今年も冷茶が美味しい季節がやってきた

6月に入りました。 まもなく梅雨入りし暑い夏が始まりますが、今年は冷茶を楽しむ夏にしてみてはいかがでしょうか。 我が家では毎年、6月に入ると緑茶・ほうじ茶を水出しして、冷茶にして飲んでいます。 冷茶は準備が簡単な上に、とても美味しく、そして身体にも良いという一石三鳥のシロモノなのです。 そんな冷茶の魅力をnoteに書いてみることにしました。 1 冷茶の何がオススメなのか?オススメのポイントは3つ。 手軽に作れる 数千円で専用キットを買って、中にお茶の葉と水を入れて、冷蔵

    • 『まちがえない!習い事』

      3歳の息子の子育てをしており、習い事についての報収集の一環として読みました。 結論、ものすごく参考になりました。 著者の私見だけでなく、各分野の専門家の所見も記されており、非常に納得感がありました。 当たり前ですが、本書には「これが正解」という画一したハウツーが書かれているわけではありません。 その代わり、「最後は各家庭の自己判断」を前提に、考えるヒントが沢山書かれていました。 以下は、個人的にとても参考になったトピック ◼︎習い事の位置付け習い事はあくまでオプショ

      • 好きじゃないことでも勝負して良い。(それでも勝てる!)

        好きなことで生きていく、得意なことで生きていくという風潮。 まっこうから否定する気はないですが、それ以外の、しかもけっこうオススメの考え方があります。 とりわけ、サラリーマン社会で生きている方々にとって。 人の苦手で勝負するそれは『人の苦手で勝負する』こと。 言い換えるならば、『周りが苦手だと思っていること、あるいは組織として弱い部分で勝負する』ということ。 もちろん、好きなことや得意なことで食べていけるならば、それに越したことはないですが、リアルにそれで大成をおさめて

        • 『世界基準の経営理論』

          数ある経営理論をギュギュッと濃色し、体系的にまとめた一冊。 803ページ、60万字というなかなかのボリュームの書籍ですが、今まで読んできた『経営学』系の書籍の中でも、最も参考になる一冊でした。 ビジネスマンであれば、本書を読めば、それ以上の『経営学書』を読む必要は無いかなと思います。 そのくらい、あらゆる理論が網羅的に、かつそれなりの粒度で記述されています。 経営理論を「経営学(マクロ・ミクロ)」「心理学」「社会学」に分類し、そこからそれぞれに紐付く理論の要旨を紹介してく

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        今年も冷茶が美味しい季節がやってきた

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        • 読んでみたシリーズ
          45本
        • ビジネススキル
          20本
        • オススメのホテル・旅館・レストラン
          8本

        記事

          『人生の勝負は、朝で決まる』

          早起きすることのメリットと、52の朝習慣について書かれた一冊。 概要何かエビデンスに基づいて書かれているというよりは、著者の直感や経験に基づいて書かれているような印象を受けましたが、とは言え納得感のある記述も多々あり、興味深く読了できました。 本書を読むことで、朝から活動することのメリットと、実際に朝何をすべきかが明確になります。 【コンテンツ】 1章 朝、目覚めが幸福な人は人生の勝者である。 2章 仕事は、朝で決まる。 3章 勉強は、朝で決まる。 4章 人間関係は、朝

          『人生の勝負は、朝で決まる』

          グラノーラと息子が教えてくれた、子育ての話

          私には3歳の息子がいます。 息子のことが本当に大好きで、息子が産まれて以来、飲み会は勿論のこと、付き合いのイベントにもぱったり行かなくなり、土休日の仕事も基本お断り。 ごく稀に仲間とサウナとゴルフに行くくらいで、できる限りの時間を家族と過ごすようにしています。 それが偉いとか当たり前だとかいうお話ではなく、そうしたくなるくらい、息子のことは大好きなのですが、日々の接し方となるとこれがなかなか難しい...というお話です。 ある日の朝のことこの日は妻が早朝出勤で、息子は義母宅

          グラノーラと息子が教えてくれた、子育ての話

          サウナの歴史(超簡略)

          巷で流行りのサウナ。 サウナというと、通例的にはフィンランド式の発汗風呂ことを指しますが、歴史を遡るととても奥が深い。 本noteでは、明日からすぐ使えるウンチクレベルまでギュギュっと内容凝縮して、サウナの歴史をまとめます。 (1)発汗風呂のバリエーションそもそもサウナとは発汗風呂、つまり汗をかくための風呂の1つです。 フィンランドで生まれた型式のモノを『サウナ』と呼んでいます。 発汗風呂の呼称は国によってバラバラで、代表的なモノとしては以下の通りです。 ロシア→バー

          サウナの歴史(超簡略)

          『日本の戦後を知るための12人』

          本書は、文藝春秋が主催した講義『(夜間授業)池上彰”戦後”に挑んだ10人の日本人』の講義録を元に編集された書籍であり、池上さんならではの論調で、以下12名の功績功罪・社会に与えた影響が記述されています。 (1)題材となる12名01田中角栄 02江副浩正 03小泉純一郎 04中内功 05渡邉恒雄 06堤清二 07村上世彰 08堀江貴文 09石原慎太郎 10池田大作 11上皇陛下 12美智子様 (2)本書のここが面白い①なんといっても人選。 本書で取り上げられている方々は、

          『日本の戦後を知るための12人』

          『怒らない体のつくり方』

          タイトルの通り、アンガーマネジメント実践法を指南してくれる一冊。 ▪️こんな人にオススメ・職場や家庭で怒り任せな言動をして後悔したことがある方 ・日々の仕事でイライラが止まらない方
・健康志向の高い方 ▪️本書のポイント本書では一貫して、『怒る=健康に害を及ぼすこと』という観点で記述されており、この切り口が面白かったです。 怒ることで自律神経が乱れてしまうので、この乱れをなるべく無くさないようにする。 そのためには日頃からどういった取り組みをすれば良いのか、実践的な方法

          『怒らない体のつくり方』

          『アンガーマネジメント』

          「怒り」の性質とそのコントロール方法について、簡潔明瞭にまとめられた一冊。 ⬛︎こんな人におすすめ・職場や家庭で怒り任せな言動をして後悔したことがある方 ・管理職、マネージャークラスの方 ・怒りっぽい上司に頭を悩まされている方 ⬛︎はじめに管理職に就いている方の中には、次のようなジレンマに陥っている方も多々いらっしゃると思います。 「パワハラに該当するような言動だと言われていても、若かりし頃に『これはこうするものだ』と教わってきたために、自身の振る舞いを変えられない。」

          『アンガーマネジメント』

          転職・退職・異動。後悔しないための「棚卸し」

          しばしば目にする「棚卸し」という言葉。 「棚卸しは3ヶ月に一回やったほうがいい」 「棚卸しとはこうやるものだ」 棚卸しに関する考え方やアプローチは千差万別。 そして結局、どうやればいいのかよく分からない。 というか面倒臭い。 と、考える方はきっと沢山いると思います。 私は仕事の傍ら、細々とキャリアアプランニングのお手伝いをしておりますが、そんな私も「棚卸しするの面倒くさい」と思うタチです。 そして面倒くさいことは重々承知の上で書きます。 『1年に1回だけで良いので、

          転職・退職・異動。後悔しないための「棚卸し」

          クリエイティブディレクターは素人でも良い?

          大それたタイトルを付けましたが、先日とある経営者の方から興味深いお話を伺い、自分の中だけに留めておくのも勿体無いと思い、noteにメモすることにしました。 気軽な気持ちで読んでいただけると嬉しいです。 背景・導入本題に入る前に、簡単に背景を書きます。 私はホテル開発を生業にしております。 詳細は割愛しますが、ざっくりコンサルやPMくらいの位置付けだとお考えください。 そして仕事柄、様々な経営者・オーナー様とお話しする機会がありますし、パートナーとしてクリエイティブディレクタ

          クリエイティブディレクターは素人でも良い?

          『機嫌のデザイン』

          著名なプロダクトデザイナーである秋田道夫さんの著作。 自己の機嫌をデザインする、つまり『いつも機嫌よく過ごすためのハウトゥー』が書かれた一冊。 ■本書の概要「秋田道夫さん」「デザイン」という文字に引っ張られて、プロダクトデザインの書籍かと思って手に取りましたが、イントロダクションを読んで『機嫌の話』なのだと気付きました笑 秋田道夫さんとお会いしたことはなく、雑誌やSNSで拝見することしかありませんが、それでも確かに秋田道夫さんはいつもニコニコしている印象があり、そういう

          『機嫌のデザイン』

          『40代から手に入れる「最高の生き方」』

          「40代は最高に楽しい」という著者の持論のもと、なぜ40代は楽しいのか、最高の40代を迎えるために20代30代をどう生きれば良いか、著者の経験談も踏まえて説かれた自己啓発本。 ■本書の構成本書によると、著者は20〜30代にブラック企業で心身を消耗し、42歳に人生の心身・金銭のどん底を迎えたことを機にパラレルキャリアを目指すようになりました。 その後、見事人生の好転を成功させ、本書著作時(45歳)においては順風満帆な公私を送っておられるようです。 本書は、そんな著者の人生の好

          『40代から手に入れる「最高の生き方」』

          『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』

          全20個の短編集小説。 主人公は皆、少しひねくれているというか、物事を斜めに見るような性格の、早慶・地方国立出身のサラリーマンやOL。 各編、自虐的でやたらに東京(港区)への憧れを持っている主人公が、日々の葛藤や鬱憤をつらつらと述べている。 そんな感じの短編集。 「この人変わってるなぁ。性格拗れてるなぁ笑」と思いつつも、どこかモブっぽくて、「確かに周りにいるな、いやこれって意外と自分もそういうところあるよな」という妙な親近感も湧いてくる、そんなショートストーリー。 暇

          『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』

          『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』

          ニューヨークで活躍する日本人アートディレクターが、日米での仕事を通じて感じた『ビジネスにおけるブランディングの重要性』を解説した一冊。 ■こんな人におすすめ・ブランディングに携わっている方 ・事業の企画領域を担当している方 ・ブランディング初心者 ※経営に近いポジションですでにブランディングに携わっている方にとっては、入門書的な位置付けになるかと思います。 ■本書のおすすめポイントまず、とても分かりやすいです。 難しい用語は殆ど使われておらず、表現も単純明快。 著者の

          『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』