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--キリトリ--

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短編集。 色んな人の日常のキリトリ。 頭の中のおはなし。
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2018年10月の記事一覧

13:30の憂鬱

晴れている。

こんなに雲ひとつない青空は久しぶりだ。
青さが目にしみる。

冬物のスーツでは少し暑い。
そういえば今日は天気予報を見ていなかった。
こんなに気温が上がるなら着てこなかったのに。

コーヒーを買いに早くコンビニに行こう。
どうもここの会社とは合わない。
営業先の担当者で好きなヤツなんていないが、ここは特に嫌いだ。
呼びつけておいて無駄話で時間を潰し、結局何も買わない。いつものことだ

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無難なプレゼント

女性へのプレゼントといえば、

コレでまぁ、いいでしょ!というものがいくつかある。

その代表が石けんだ。

特に、LUSHやBody shopなんて鉄板中の鉄板。

貰ったことのない女子はたぶんいないと思う。

女の子はいい匂いのものや綺麗なものが好きだという単純な思考によって選ばれた石けん。

大きく外れもしないが、当たり前すぎてたいして喜ばれもしない一品だ。

かくいう私も何度

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新宿の占い

私はアラサーOLである。

お察しの通り悩み多きお年頃だ。

そこに独身彼氏なしなんて付加価値もつけば、もうやってられなすぎて天を仰ぎたくなるほどだ。

土曜日。
昼過ぎに携帯のバイブレーションで起こされた。
半開きの目で確認したメッセージには「結婚することになりました!結婚式にはぜひきてね!」とビックリマークとハートが飛び交った文章だった。
こんなメッセージは今年に入ってもう4通めだ。

既読を

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8月の月曜日

傷心である。

月曜日はただでさえ最悪なのに輪をかけて最悪な気分だし、相変わらず死ぬほど暑い。
たぶん人生で1番最悪な月曜日だ。

別に告白した訳じゃない。
人伝てに彼女がいると聞いたのだ。

プライドの高い私は、「えーがっかりー!でもかっこいいもんねぇ!じゃあ今日の合コンは尚更イケメン来てもらわないと困っちゃう!」なんて思ってもない事を言ってヘラヘラしていた。

彼は営業マンで、私はその取引先の

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