【アートシンキング】アフターコロナに必要な３つの力は、意思決定力、妄想力、実行力【アート思考】

コロナがはじまり、これまでのあり方が通用しないことが証明され、もうコロナの前には戻れないという予想から、新しいあり方が各所で考えられ始めています。時代の大きな局面のなかで、ビジネスパーソンに求められるスタンスも、天動説(=代替可能な受動的ビジネスパーソン)から地動説(=自分だけの価値を生み出す能動的ビジネスパーソン)へと変化します。そんなwithコロナ時代は、先行き不透明な中で、次々と打ち手を決めることができる意思決定力の高いビジネスパーソンが求められることを、前回の記事ではお伝えしました。

意思決定力以外に、アフターコロナで求められる3つの力とは？

しかし、実は意思決定力の他にも、身につけておくべき力があります。それは、妄想力と実行力です。ビジネスには、インプット、プロセス、アウトプットという３つのステップがあります。例えば、note一本を書くにしても、情報収集(インプット)して、情報を整理して(プロセス) 、記事にする(アウトプット)という流れがあります。

この３つのステップのうち、意思決定力はプロセスに位置付けられます。となると、アフターコロナの新しい働き方の中では、インプットのフェーズにおいても、アウトプットのフェーズにおいても、他の力を身に付けていく必要があります。

吉田松陰の名言に、この３つが含まれる名言があります。それは

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
　故に、夢なき者に成功なし。

妄想力とは？

妄想力は、上の名言の中では、「夢」「理想」に当たります。

刻一刻と状況が変わる中で、ミクロな短い時間軸で見ていても、正解は見えてきません。むしろ、答えが見えないことによる戸惑いや絶望、閉塞感が増えます。そこで、もっとマクロな長い時間軸の中で現代を捉えていくことで、答えが見えてきます。マクロな時間軸とは、実現性を一旦取っ払い、常識の枠を超えることです。ハッとするような、新しい考え方をさせてくれます。

実行力とは？

実行力は、そのまんま、上の名言の中の「実行」です。天動説型ビジネスパーソンが好きな、エビデンスベースの緻密な計画を立てたとしても、実行しなければ、絵に描いた餅です。そして、例えば10年前に緻密な計画から作られた事業は、今どのくらい残っているのでしょうか？代替可能な価値を持つものは、レガシーとなってしまいます。

個人レベルでは、ここが一番の心のハードルになるかと思います。クライアント企業様に相談頂く案件も、最初は
「やってみたいアイデアがあるけど、それを許してくれる雰囲気が弊社にはありません」
「自分にしか作れない事業を生み出したいけど、何をどうしたらいいかわかりません」という悩みから始まります。

どうなるかわからない中で一人で走り始めるのはし、世間の反応は思ったよりも冷たいかもしれない。考えだすと、不安要素がたくさん出てきてきて、手が動かないかもしれません。人類共通の心理的ハードルだからこそ、一歩実現に踏み出せるか否かが、大きな分かれ道になるわけです。

まとめとアート思考的考察

ビジネスの３つのステップで必要となる新たなスキルセットは、下記のようになります。

　・インプット…妄想力
　・プロセス…意思決定力
　・アウトプット…実行力

また、オリジンベースド・アートシンキングのプロセスにおいて、上記の３つの力は、下の図のように位置付けられます。

そして、そんな３つの力のうち、妄想力に関するイベントを、株式会社ゼロワンブースターさんとやります。参加費は無料です。遊びに来てください！

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●Udemy　アートシンキング入門講座
https://www.udemy.com/course/bulldozer_originbased_artthinking/?couponCode=OBAT20200508

●アートシンキングとは？（朝日新聞社記事）
https://www.asahi.com/ads/start/articles/00271/

●株式会社Bulldozer 代表取締役運転手　尾和恵美加について
https://an-life.jp/article/1207

●メディア等掲載実績
https://note.com/paradigm_shifter/n/n8a0ce750f9d6
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