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【10minutes チャレンジ 62日連続更新】患者さんへのマナーを考えよう!指導と命令は紙一重?

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、
整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて
人生幸せになる男性を
増やすべく
情報発信をしている、
2児のパパこと
中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


医療や介護に関わる方々が

私のnoteを読んでくださっている

と思います。


日々の仕事はどうでしょう?

『サービス業』だという

認識をもって仕事を

していらっしゃるでしょうか?

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「いや、医療(介護)は技術職でしょ」

「医療(介護)は医療(介護)でしょ」

という方もいるかもしれません。


私の中では、医療や介護の

サービスというのは、

一般的なお店、食品を扱ったり、

洋服を売ったりしている

そういうお店と同じ、

『サービス業』だと

思っています。

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医療や介護、という

形のサービスを提供する。

人と人が関わる仕事。

という考え方をすると

間違ってはいないと

思います。


ただし、基本的に

一般のお店と同じように、

医療 ⇒ 患者さん(+家族さん)

介護 ⇒ 利用者さん(+家族さん)

という一方向の

矢印だけでは成立しないのが

リハビリテーションです。

なので、そういう見方でいうと

単純なサービス業とは異なる、

ということも言えます。


さて、サービス業である以上

マナー、接遇が大事。

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私は一般企業の

サラリーマンから

PTに転職して、

マナー研修がほぼない

この業界に驚きました。

接遇委員会、みたいなのは

ある職場も相当数あるとは

思います。


でもなかなか接遇が

難しいのがこの業界ですね。


患者さんや利用者さんに

がっちがちに固められた

接遇を提供するのが

正しい、

とは限らない。

多少は砕けた感じが

人間味があっていい。


そしてセラピストの

領域の話をすると、

運動を指導したり、

自主トレを指導したり、

指導する立場である以上、

時には厳しい対応を

しないといけない。


でも、この時に

気を付けて欲しい。

『指導』であるはずなのに

『命令』になってませんか?


指導だとマナーを含んだ

対応になると

私は考えます。

でも、命令になると

そこにマナーはありますか?

私の印象の問題に

なってくるかもしれませんが。


「○○しなきゃいけないですよ」

「○○しちゃダメだって言ったでしょう?」

これは接遇も何もない。

命令的な表現。

でもこういう言い方も

『指導』としている

人、結構いると思う。


「○○はあなたに必要だからやっていきましょう」

「○○されたんですね。次からはこうしてくださいね」

これは?

さっきと同じ内容ですけど、

マナーを意識した

『指導』になりますよね。


こういうことです。

砕けた表現も必要です。

私も『言葉が粗い』と

言われた時期があるし、

今でもたまに自覚します。

でも、この『指導』の

要素がちゃんとあるように、

『命令』にならないように

いつも会話の中で

意識しています。


皆さんも日々の会話での

接遇、マナー、

そして

指導か、命令か。

ここを意識してみると

コミュニケーションが

変わって、

介入の精度が変わるかも

しれません。

(執筆:13分57秒 文字数1191)

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