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[読書感想文] 街とその不確かな壁

壁!図書館!「きみ」と「ぼく」!なんか村上春樹ワールドの集大成みたいな設定だ。羊をめぐる冒険から読み始めた村上ファンとして、これが読みたかったんだよ!最近の(2002年の海辺のカフカ、2009年の1Q84が自分の中ではまだ「最近」扱いなのはヤバいが)村上作品はなんかあまり好きではなかったのだった。 と言いつつも、最近村上春樹作品を読んでいなかったこともあって、しっかりとした起承転結のストーリーを知らず知らず期待してしまっていた自分がいて、ようやく656ページを読み終えたと

    • PS5の基本無料ゲームを色々遊んでみた

      気づけばPS5に結構たくさん基本無料ゲームが来ていて、そもそも基本無料ゲームというビジネスがなぜ成り立つのか、というかサービスが始まってもガンガン終了しており、成り立ってないもののほうが多い気がしているので、その謎を解くのと、あとどうせ無料ならいいか、という思いでたまに色々と手を出している。 ただ、結局基本無料ゲームを無料のまま遊んでいるので、最初はそこそこ楽しくても途中で無課金の壁にぶち当たりやめるというのを繰り返している。何十時間遊んだあとに結局モヤモヤして終わるのを繰

      • [ネタバレしかない] Braid レビュー

        名作と聞いていて、確かに最初の手応えは良かったんだけど途中で一旦諦めてしまった The Witnessをいつかやりたいと思っていたところ、ちょうどセールになり、ちょうどリメイクがリリースされ、更にセールだったのでバンドルで買ったゲーム。 最初は割とわかりやすいゲームシステムでサクサク遊べて面白かったけど、時間を巻き戻す機能がメインのアクションパズルかと思いきや、ステージを進めるとエリアによってギミックが全然違うというシステムだった。 左に進むと時間が巻き戻るとか、巻き戻

        • [読書感想文] 恐怖の構造

          恐怖とは何かを理解することで、より「恐怖」を楽しもう! ホラーが嫌いなのに角川ホラー文庫が好きという不思議な自分の謎を解く一助になるかと思って読んでみた。 結果的に、ちょっとだけわかったかもしれない。 結局、今現在の自分が安心であることを実感するために、ひどいことにあっている小説の中の人達を見たいという、野次馬根性、悲惨なニュースを見て「かわいそうねぇ」と言っている人たちと似た心理な気がした。うーん、嫌だな。 でも、どちらかというと、著者の平山さんのヤバさのほうが怖い本

        [読書感想文] 街とその不確かな壁

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          [ネタバレしかない] 映画 ルックバック 感想

          藤本タツキ絵が動いてる!というだけでもう100点。なんか漫画のアニメ映画化の度に同じことを言っている気がする。 が、やっぱり結構多くのアニメ・映画化で結構テイストが変わってしまうことが多い中、オリジナルがそのまま動いているという衝撃は結構すごいわけですよ。デデデデもそうだったし。ポンポさんは結構変わってたけどあれはあれで良かったけども。まあ、全体的な出来が良ければなんでもよくはある。 「5分で書いたんだけどねー」 藤野センセー しょっぱなから藤野センセーから受ける共感

          [ネタバレしかない] 映画 ルックバック 感想

          [読書感想文] プロダクトマネージャーのしごと

          プロダクトマネージャー的な仕事をするにあたってちょうどよいオライリーの本があったのでいつぞやか買ってみた本をじっくり読み続け、ようやく読了できた。 これを買ったとき、そういえば丸善かどっかでオライリーの本を3冊買うとTシャツプレゼントというキャンペーンをやってて、ホクホクと3冊抱えてレジに行ったら「あー、Tシャツないですね、ではお会計◯◯円になります」って言われて、いや、それはちょっとないんじゃねえの?と思った記憶が蘇った。思い出し怒り。 とはいえ、このときのキャンペーン

          [読書感想文] プロダクトマネージャーのしごと

          [読書感想文] 国産RPGクロニクル

          狙ったわけではないが、自分のお気に入りボードゲーム(ではないと思うけどジャンルがわからない)「さんぽ神」を作ったドロッセルマイヤーズの中の人が書いた本だった。 というかこの「渡辺範明」さん、元はスクエニという普通にゲーム畑の人で、そっちで10年、ボードゲームに移動して10年というデジタル・アナログ派のゲームプロだった。 そんな人による、JRPG二大巨頭であるドラクエ、FFの功績に関する検証本。 自分はそれぞれの3くらいから入ったし、シリーズはほぼすべて遊んできているので功

          [読書感想文] 国産RPGクロニクル

          [ネタバレしかない] GIFT レビュー

          潜水服のおっさん?が沈没する船?の中でいろんな人?と出会いながら脱出を目指すというゲーム。 みんなボイス付きで謎の言語を喋る。わからないのに結構セリフが多くてやりとりが長く、謎言語なら別にやり取りいらなくね?と思ってしまった。 基本的には先に進み続けるアクションゲームなのだが、後半になると結構マップの分岐が出てきて複雑、且つそこそこのアクション性を求められる見た目と難易度がちょっとズレているゲーム。 先に進むにつれ、どうも船の中じゃないのでは疑惑が出てくる不思議な展開に

          [ネタバレしかない] GIFT レビュー

          [ネタバレしかない] ブラスフェマス2 レビュー

          1楽しかったから待望の2出たからすぐ遊ばないと!とか思ってたけどなんか良くわからないタイミングで買ってしまったが、遊び始めたらすぐクリアまで行ってしまった。相変わらずおもしろくはあった。でも1のときより苦労しなかった気もした。 ブラスフェマスと言えばやっぱこのビジュアルと謎ストーリーと三角頭だな!オープニングから荘厳なビジュアルに難解な話と、見覚えのある三角頭主人公にこれだよこれ!となったものの、こんなにもっさりした動きだったっけ。いや、1を思い返すとしてた気もする。 あ

          [ネタバレしかない] ブラスフェマス2 レビュー

          [ネタバレしかない] 九日 Nine Sols レビュー

          至高のタオパンクメトロイドヴァニアタオイズムとサイバーパンクを合わせた、『タオパンク』、この初めて聞くジャンル名だけでもう神ゲーの予感がしていたRed Candle Gamesの新作。横スクロール探索ホラーアドベンチャーの返校、3D探索ホラーアドベンチャーの還願と来て、突然タオパンクメトロイドヴァニアと来たときは、チャレンジ精神がすごい!とすぐキックスターターで応援したものの、同時にちょっと大丈夫かなという不安もあったことは事実。 だが、そんな不安は全く不要だったのはPVや

          [ネタバレしかない] 九日 Nine Sols レビュー

          [読書感想文] 経済評論家の父から息子への手紙

          息子に向けた手紙の拡大版という立ち位置だからか、ほとんどが口語で書いてある本で、経済の内容なのにとにかく読みやすい。この人の人柄なのかも知れない。 こういう勉強本は毎日少しずつ読み進めて、少しずつ忘れて、結局大して頭に残らないというのが多いのだが、これは一日で一気に読み終えてしまった。 とにかく人を信じるなという熱い言葉がそこら中にある。金融会社はとにかく手数料の高いやつをオススメしてくるので。なので、人が介入しないネット購入が良い、とか。 経済評論家の言葉は重いぜ。と

          [読書感想文] 経済評論家の父から息子への手紙

          [読書感想文] 冥土行進曲 - 夢野久作

          夢野久作はなんだかんだで結構読んでる気がしたけど、これはどれも読んだことない短編集だった。いや、普通に読んだことあるけど忘れてるというのも全然ありうるけど。 本作は、タイトルにもなっている「冥土行進曲」が実は夢野久作の遺稿でもあり、ラストに満を持して登場するのだが… それまでの短編の完成度が高すぎたのか、ちょっと拍子抜けだった。未完成だったのかも知れない。 なぜか船や炭鉱の話が多く、設定もなんか似通っていて繋がってるのかと思いきや、特にそうではない。 そしてどの話も夢野久

          [読書感想文] 冥土行進曲 - 夢野久作

          [ネタバレしかない] モンスターハンターストーリーズ2 レビュー

          ストーリーズ1をやったこともあり、楽しかったので2も発売日に買って遊び始め… そして中断してはや数年経ったが、なんとなく再開してみた。 もちろん何一つ覚えていなかったので、普通なら最初から遊び始めるのだが… 既に数時間は遊んでいたこともあり、途中のデータから続けることにした。あらすじとか色々丁寧なシステムがあるので、それを見ながら遊んでも何一つわからなかったらやり直そうと思いながら。 Horizon Zero Dawnを遊んだので続編のForbidden Westを遊び始

          [ネタバレしかない] モンスターハンターストーリーズ2 レビュー

          [ネタバレしかない] デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 後章 感想

          最初に言いたい一言が特大のネタバレなので、ネタバレタグをつけてはいるが、念の為に大量のスペースを置かせてもらう。 あと、前章のネタバレレビューはこちら。 さて、では… 爆発オチなんてサイテー! いや、マジで。良くも悪くもこの一言に尽きてしまう。 前章のパンフレットでネタバレしてまでエンドが違うと使えたかったのって、これ?単に途中で終わらせただけであり、オリジナルエンドとは言えないと思うが… 原作見てなくてもえ?まだ中章では?ってなりそう。 とは言え、相変わらず素晴

          [ネタバレしかない] デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 後章 感想

          [ネタバレしかない] 映画 ミッシング 感想

          1300円の地獄。 オススメだけどオススメできない。 子持ちはどんな気持ちで見れるの、これ。夜眠れなくなるんじゃないのか。 独身の自分ですら、弟が小さい頃にかくれんぼで見つからなくなって外まで探しに行ったときのことを思い出したほど。 と思ったら、主演の石原さとみが22年に第一子出産するのを待ってからの撮影開始だったらしい。鬼か。 「二度と見たくないサイコーの映画リスト」に追加した。ちなみにリストには「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と「セッション」という先輩がいる。

          [ネタバレしかない] 映画 ミッシング 感想

          [読書感想文] ドムドムの逆襲

          以前、ドムドムのポップアップストアで見かけたけど荷物がいっぱいで買わなかったことをずっと地味に後悔していた社長の自伝本。 今回海南のドムドムに行って思い出したので、お店でクレープを食べながらドムドムムック本と合わせて本屋から通販注文した。買ってよかった。 39歳まで勤労経験がなかった主婦が社長に!という異色のルートを経て来ている社長の自伝なので、本の半分くらい「ド」の字も出てこず、社長の生まれ、学生生活、結婚生活、政治家である夫の支え、初めての労働、居酒屋出店などの話が続く

          [読書感想文] ドムドムの逆襲