[読書感想文] 街とその不確かな壁
壁!図書館!「きみ」と「ぼく」!なんか村上春樹ワールドの集大成みたいな設定だ。羊をめぐる冒険から読み始めた村上ファンとして、これが読みたかったんだよ!最近の(2002年の海辺のカフカ、2009年の1Q84が自分の中ではまだ「最近」扱いなのはヤバいが)村上作品はなんかあまり好きではなかったのだった。
と言いつつも、最近村上春樹作品を読んでいなかったこともあって、しっかりとした起承転結のストーリーを知らず知らず期待してしまっていた自分がいて、ようやく656ページを読み終えたと