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今日の写真は白菜と豚バラ肉のミルフィーユ鍋。終わりよければ全て良しとは結果が良ければ途中経過は問わないという意味ではありません。途中経過が良かったから終わりが良いという意味です。
「終わりよければ全て良し」ということわざは、物事の結末が大事であり、過程は問題にならないという意味であると一般的に解釈されています。しかし、その解釈には問題があると私は考えています。
「終わりよければ全て良し」ということわざは、もともとウィリアム・シェイクスピアの戯曲「終わりよければ全てよし」のタイトルから来ています。この戯曲では、主人公のバートラムが、ある女性と結婚するために、さまざまな試練を乗り越えて、最終的に結婚に成功します。
この戯曲を踏まえると、「終わりよければ全て良し」ということわざは、途中経過が良かったから終わりが良いという意味であると解釈するのが自然です。バートラムは、途中経過でさまざまな試練を乗り越えて成長し、最終的に結婚に成功しました。つまり、途中経過が良かったから終わりが良いというわけです。
もちろん、途中経過が悪くても、結果が良くなることはあります。しかし、そのような場合は、途中経過が悪かったにもかかわらず、最終的に結果を好転させるための努力や工夫があったと考えられます。つまり、途中経過が良ければ、結果が良くなる可能性が高いということです。
このように、「終わりよければ全て良し」ということわざは、結果が良ければ途中経過は問わないという意味ではなく、途中経過が良かったから終わりが良いという意味であると解釈するのが、より正確であると言えるでしょう。