パーネ・メローネ

興味の赴くまま、書き連ねます。 ・ギリシャ神話、日本神話 ・ガーデニング、アロマテラピ…

パーネ・メローネ

興味の赴くまま、書き連ねます。 ・ギリシャ神話、日本神話 ・ガーデニング、アロマテラピー ・ロードバイク関連

最近の記事

機種変更したら、AppleCarPlayが動かない!?

先日、6年近く使っていたiphone8に別れを告げ、12proに機種変更しました。オンラインストアで買って自力で設定。データ移行したら安心、というわけには行かないんですね。 ログインしなおし、Bluetoothでつなぎ直しの嵐。特にアップルペイからSuicaの接続が消えていたのには困らされました。 その設定もれの地雷で最後に爆発したのがこちら、AppleCarPlayが動かない問題です。かなり検索して調べても原因が究明できなかったので、誰かの役に立ったらと思い、経緯をここに記

    • ツイッタランドの落日

      昔々、あるところにツイッタランドという国がありました。 その国は税金がかからず、自由に放言できたため、たくさんの人が住み始め百家争鳴呟きました。 これまで存在した国がおしなべてそうであったように、ありとあらゆる人がおりました。 病の苦しみ、育児、介護のなやみを打ち明ける人もおれば、心温まる励ましをする人もおりました。 一方で中世のように、つるし上げをし、容赦なく罵詈雑言の礫を投げつける人もおりました。 絵や写真、工作、手芸などで一躍注目を集める人もおりました。 おかしみのある

      • 「力の指輪」を楽しむための用語解説エピソード4,5

        エピソード4ではあまり専門用語が出なかったので、このシリーズは不要かなと思っていたら、5でバンバン出てきましたね~。 「力の指輪」は原作シリーズの設定の改変が多々みられ、「これはamazonの作った壮大な二次創作」と思って見た方が楽しめるほどです。とはいえ、原作設定のワードを容赦なくぶっこんできますので、今少し続けていこうと思います。 分かりやすさ優先のため、ざっくり解説、雑な解説をしております。お詳しい方、ご容赦ください。ご興味を持たれた方は、ぜひ指輪シリーズをお読みくださ

        • 「力の指輪」エピソード3 用語解説

          引き続き、「力の指輪」で説明なしに登場した用語の補注を作成します。エピソード1,2で登場したワードについては前の投稿「力の指輪」を楽しむための歴史解説をご覧ください。 ※ネタバレしないように注意しておりますが、やらかしたらすみません。 ヌーメノール 中つ国と至福の地アマンの間の海に浮かぶ島です。 「力の指輪」劇中では先の大戦とされている、メルコール(=モルゴス)との戦いで、ヴァラール(及びエルフ)側について戦った人間に、褒賞として与えられました。(摂政女王ミーリエルが、み

        機種変更したら、AppleCarPlayが動かない!?

          サイクリングボトルの保冷力アップ

           ようやく盛夏をすぎ、何とか日中走れなくもない気温になってまいりましたが、みなさん、サイクリングボトル、何を使ってますか?保冷力最強のポディウムアイス?さてここに問題が。  ポディウムアイスは、高さが27cm程度。身長155cm弱の私は、フレームサイズが小さいため、ポディウムアイスが使えません。ちびっこは泣き寝入りせよというのか?さあ、ここで原価330円と少々の手間で、保冷力を大幅にブーストするソリューションをご紹介します! 百円ショップのペットボトルケースでボトルケージを

          サイクリングボトルの保冷力アップ

          「力の指輪」を楽しむためのエルフの歴史解説(2)ーガラドリエル様の前々半生(要約エルフの歴史)

           ではようやくガラドリエル様の前々半生と題して、「力の指輪」に至るエルフの歴史をかいつまんで紹介したいと思います。固有名詞を説明なしに使っていきますので、(1)をお読みでない方は、お手数ですが(1)からお目通しください。これから紹介する物語の用語解説コーナーとなっています。  重ねてお断りしますが、こちらの記事はわかりやすさを優先し、端折ったり遊んだ表現をとっています。興味を持たれた方はぜひ『シルマリルリオン』を手に取り、壮大な世界をお楽しみください。 1.ヴァラールによる

          「力の指輪」を楽しむためのエルフの歴史解説(2)ーガラドリエル様の前々半生(要約エルフの歴史)

          「力の指輪」を楽しむためのエルフの歴史解説(1)

           Amazonprimeで「力の指輪」が公開されました。知ってる名前もいるけどこれは誰??という取説なしで商品を渡すiPhoneのような、指輪物語シリーズに馴染みの少ない日本人には不親切とも思える、話の進め方も見られるような気がします。  「指輪物語」は、非常に膨大な設定のうえに書かれた物語で、「力の指輪」はその遥かな前日譚(ガラドリエル姐さんが若いのでお察しかと思いますが)となっています。  設定や因果関係がわかればもっと楽しめるのになあ、と思われるむきも多いと思いますが、

          「力の指輪」を楽しむためのエルフの歴史解説(1)

          シーラントをこぼさず補充するコツ

          チューブレスタイヤをご利用のローディ―の皆様。 3か月に1度のシーラントの補充、シーラントを吹きこぼれさせた経験はありませんか? シーラントをこぼさないコツを発見したので、参考にしていただければ幸いです。 1 準備するもの 注射器(付属品だったか買ったか忘れました(汗)) 注射器に付属のチューブ バルブコアを外すツール シーラントを入れるカップ(100円ショップの少量計量カップ使用) ウエス(汚れ拭き) 新聞紙(万一吹きこぼれた時の保険) 2 バルブコアを外す タイヤ

          シーラントをこぼさず補充するコツ

          手抜きはていねいのはじまり

          「ていねいな生活」というのがもてはやされている。その一方で、本屋に行けば「時短」「手抜き」の言葉が躍る。「さぼる〇〇」というのも、売れるキーワードとして浮上しているという。「ていねい」と「手抜き」。対極に位置する言葉だと思う。その両方がトレンドになっている、その現象や関係性を、どう理解したらいいのだろう。 ていねいな暮らしとは ていねいね暮らしとはなんだろう。概ね、次のようなイメージで用いられている気がする。例えば、出来合いの物を排し、できるだけ手作りする。例えば、家庭菜園

          手抜きはていねいのはじまり

          播磨国風土記現代語訳3

          底本「播磨国風土記」沖森 卓也、佐藤 信、矢嶋 泉/編著 山川出版社  2005.10出版 現代語訳 Ⅲ 飾磨郡 飾磨郡(しかまのこほり)。飾磨を名づけられた理由は、大三間津日子命(おおみまつひこのみこと=該当者不明)が、この地に館をかまえていらっしゃったときに、大きな鹿がいて鳴いた。その時に、王(おほきみ)が勅されて、「鹿が鳴いたなあ」と仰った。それで飾磨郡という。  漢部里(あやべのさと)。〔土は中の下である。〕漢部というのは、讃岐国の漢人たちが到来してここに居た。それ

          播磨国風土記現代語訳3

          播磨国風土記の現代語訳2

          底本「播磨国風土記」沖森 卓也、佐藤 信、矢嶋 泉/編著 山川出版社  2005.10出版 現代語訳 Ⅱ印南郡Ⅱ 印南郡(36~66行)  ある人が言うには、「印南(いなみ)と名付けられた理由は、穴門豊浦宮御宇天皇(あなとのとゆらのみやにあめのしたおさめたまいしすめらみこと=仲哀天皇)が、皇后(おほきさき=神功皇后)とともに筑紫の久麻曽の国を平定しようと思って下向されたとき、舟は印南浦に停泊した。このときに、海原は穏やかで風や波が凪ぎ静まった。それゆえ、入浪の印南郡(いりな

          播磨国風土記の現代語訳2

          播磨国風土記の現代語訳1

          目的 神功皇后について調べていたところ、播磨国風土記にも記事があるとのこと。ネットでざっと調べても全文が見当たらず、現代語訳を試みることにしました(順次アップ)。専門家ではないので参考程度にしていただき、ぜひ底本をお読みいただければと思います。()は読み仮名のほか訳者による補足をいれています。  また、文末に備考及び雑感をいれました。こちらもご参考にしていただければと思います。 底本「播磨国風土記」沖森 卓也、佐藤 信、矢嶋 泉/編著 山川出版社  2005.10出版

          播磨国風土記の現代語訳1

          庭の植物にお手軽ネームプレート

           ガーデニング用のネームプレートの悩み、ありませんか?  丈夫で長持ちのプレートが欲しい。しかし市販品は小さすぎたり1年で劣化して割れたり文字が消えたりする。立派なものは数をそろえるには値段が・・・・。  そういうお悩みをお持ちの方にぜひ試してみていただきたい、簡単プランツプレートのご紹介です。 【揃えるもの】 (百円ショップセリアで購入したもの) ・ブリキプレート(ほぼA4サイズ) ・アクリル絵の具(ブラウン) ・筆と絵の具のパレット、 (ホームセンターで購入) ・打

          庭の植物にお手軽ネームプレート

          神武東遷を縦横斜めから眺めてみれば 2

          1が前編です。1からお読みください。 (5)東征が東遷か  本稿では、一貫して、東遷という言葉を使ってきた。  東征というと、戦争して征服しながら東方に勢力を広げていったというイメージがある。例えば、モンゴル帝国が領土を広げながらヨーロッパまで西進していった事例がこれにあたる。  対して東遷というのは、単に東に場所を変える、移るという意味合いである。遷都、遷宮、左遷などの熟語をみても、A地点からB地点にワープするようなイメージだ。  前述したとおり、神日本磐余彦一行は、生駒

          神武東遷を縦横斜めから眺めてみれば 2

          神武東遷を縦横斜めから眺めてみれば 1

           神武東遷が史実か否か、日本古代史の大人気の論争の一つである。立証する術がないので、結論など出しようもないと個人的には思っている(と言った瞬間に実在論者から百叩きにあいそうで怖いが)。  しかし、その周辺事情、それも一般に知られている事項をあれこれともてあそんでいたところ、一つの発想(アイデア)にいきついたので、本稿ではそれをまとめてみようと思う。 【お願い&お断り】  記紀の原文・訳文をはじめ、神武の東遷の経路図などはネットで検索可能ですので、適宜グーグル先生等で参照しな

          神武東遷を縦横斜めから眺めてみれば 1