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自作トランプボードゲーム②『無人島脱出』
こんにちは! P&M Entertainmentです!
今回は自作のトランプとサイコロを使った簡単なボードゲームの第二弾です。
何人で遊ぶの?今回も一人で遊べるソリティアです!
世界観あなたはなんらかの理由で無人島に漂着しました。あなたには4人の個性的な仲間がいて、あなたはそのリーダーになりました。仲間とともに問題を解決して、無人島からの脱出を目指しましょう!
準備するものトランプ1セット
自作トランプボードゲーム①『ゾンビモール』
こんにちは! P&M Entertainmentです!
今回は新しい試みの第一弾として、トランプとサイコロで遊べる簡単なボードゲームを考案してみました! その名も『ゾンビモール』です。
何人で遊ぶの?このゲームは一人用です。なので気軽にやってみてください!
世界観トランプを使ったゲームと言っても、世界観があると面白さが違うと思います。今回の舞台はゾンビが徘徊するショッピングモール。お約束です
次回作!
こんにちは! P&M Entertainmentです!
今回は次回作のお話です! 今度はスマホ&PC両方で遊べるものをUnityで作りたいと思います。
Guardian Chronicle
動物の神様が分割統治する世界に訪れた危機を救うために選ばれた6人が織りなすファンタジーSRPGです!
詳しい紹介はまた後日!
descente-降臨- 第八話
S8.和解
真矢は賢吾と美月に向き直る。感情のままひた走り、欲求が命じるままに悪魔を斬り伏せた。その中で真矢は気付いたのだ。己の中にあった昏い感情に支配され、それを二人に対して剥き出しのままぶつけていた事を。だが、この城の邪悪な魔法に操られていたわけではない。あれは全て本心なのだ。美月に対する恋と欲望も、賢吾に対する疎ましい気持ちと嫉妬も。だからこそ、真矢は二人に向けて深く謝る。
「二人ともすま
descente-降臨- 第七話
S7.悠
「この城はどこに通じているんだ」
通路と部屋ばかりの空間に苛立った賢吾は呟く。出口など全く気配すら見えない。
「言いたくはないけど……、ここは城っていいながら儀礼の為の空間なんでしょ? だから、私達……」
通路の先は、その向こうに在るのは。死……。凌辱の果ての死。凄惨な生贄儀式。暗い想像がぐるぐると二人を嬲る。
賢吾は懸命に美月を励ました。
「悲観するな。いや、ここが異世界の異空間だっ
descente-降臨- 第六話
S6.賢吾Side 2.
賢吾は懸命に魔物を斬り伏せ進む。進んでいるうちに奇妙な事に気が付いた。空腹がない。疲れはあるが、それはどちらかといえば精神的なものだ。ここに連れてこられる直前は寒い夜だった。だが、今はどうだ。寒さは感じない。いつもなら夕食の時間は過ぎて就寝の時間にさしかかっている頃だろう。なのに眠気すら感じない。さしもの賢吾にもここが異界であることを薄々感じざるを得なかった。賢吾は剣を
descente‐降臨‐ 第五話
「あれ?」
真矢は眼を覚ました。賢吾と取りとめのない話をしてたような記憶がある。将来の事、過去の事。覚えているのはそこまでだ。
「バスを待ってて賢吾と話してて……で、眠くなって、なんだよこれ。賢吾? 美月ちゃん? どこだよ」
奇妙に紅い部屋だ。一緒にいたはずの二人に姿はない。美月にかけてやった上着はすぐそばに落ちている。真矢は異常事態が起こったことを認識した。
「なんだってんだよ!!」
理解できな
descente‐降臨‐ 第四話
「ん、んん……。眠っちゃったみたい……ごめんね、お兄ちゃん」
しかし、寄りかかっていた兄は居ない。兄の温もりはとうに消えている。眠る前に感じていた冷たい空気はない。なのにどこか物足りなさがあるのはそっと体にかけてくれていた上着の感触がなくなってるからだろう。天気予報では夜は今年一番の冷え込みが予想されていた。だが、寒くはない。
「あっ! お母さんの誕生日プレゼント! やだ、落しちゃったの?」
握り