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フォロワーが少ないのにnoteで10万円以上売り上げた話

おとといの記事で「有料noteを出せ」と書いたので、今日は有料noteとお金の話です。

猫も杓子も「どうやって簡単にお金を稼ぐか」で悩んでいます。
今日はそんな方のためにnoteを使って(大して宣伝もせず)10万円以上売り上げた話を書きます。

メインは売り切りの有料記事

noteは「サポート」「有料記事」「有料マガジン(売り切りor月額)」などさまざまに読者さんからお金をいただくシステムがあります。

さらにnoteは文章、写真、イラスト(漫画)、
音楽、映像などあらゆるジャンルの
作品を発表することができますね。

私はイラストも漫画も描けますが、
収入のメインとなったものは

●1回売り切りの有料記事

●過去の体験を元にした
お役立ち記事(文章中心)


です。

売上金額について

2019年6月から2021年1月18日現在までの売上総合計は、13万7400円です。
(その後2022年2月に集計したところ、売上合計は333,900円となりました。
本当にありがとうございます)

「10万円以上売り上げた」と言ってもひと月で達成した訳ではなく、コツコツコツコツ売り上げて約1年3ヶ月かけての結果です。

「10万売り上げた」と言っただけでは信じてもらえないのがインターネットだし、実際売れてもいないのに「〇〇万売り上げました!」と平気で嘘をつく人がいるのもインターネットです。

今の画面スクショを作るのが面倒なので、昨年7月時点でとった売上管理画面スクショを貼っておきます。
 ↓

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この時点(7月30日)で9万6400円なので、その後約半年で4万くらい売上があったということですね。

※有料記事を公開し始めたのは2019年11月なので、その前の1000円は「サポート」としていただいたものです。noteは有料記事を公開しなくても善意のサポート(応援金)をいただくことがあります。

※ちなみにnoteは手数料が取られますので、実際わたしの手元に入ってくるのは13万7400円より少ないです。

「なーんだ、1ヶ月で10万じゃないのかよ!」と思った人は、もっとお金の大事さを学んでから来てください。
1円を笑うものは1円に泣くし、10万円を嘲笑うものは10万円で号泣します。

ただわたし、noteは全然真面目にやってなくて、たった2本有料記事を書いて、ほぼ告知も宣伝もせずに放置していたらこういう感じでした。
ほとんど不労所得。

不労所得で年間の売上が10万円も上がったらいい方では??

もっと真面目にやったらもっと売り上げが出る気がしますが、そこを真面目にやらないのがわたしです。こんな記事を書いておいてなんですけど、そもそも売上のために有料note始めたんじゃないので……。

実際どんな有料記事を書いたのか

知っている方はすでにご存知だと思いますが、最初の2本は自分が過去わずらっていた病気(精神障害)をテーマに書きました。
 ↓

前編が300円、後編が500円。
前編は無料公開分が多いのですが、全部で14000字程度。
後編は13000字近くです。

何しろ初の有料記事だったので、とりあえず前編を安価な300円にして、気に入ってくださった方が後編も購入できるような構成にしました。

有料にした理由は、自分のこれまでの人生を削りに削って赤裸々に書いたので、800円くらいもらってもいいじゃん、という安易な発想からです。

正直、出した当初は「10人くらい購入してくれたらありがたいな」くらいの気持ちでした。実際はその10倍以上売れました。

しかしながら「精神疾患の話ばっかり書いても面白くないな」と思い、約10ヶ月後に創作活動についての有料noteを書きました。
これは正直あまり売れませんでした。
 ↓

こちらの販売価格は800円でした。うちでやっているLINEのチャット形式カウンセリングが60分6600円なので、その4分の1くらいの価値はあるかと思っての価格設定です。

これを販売して学んだのは「精神病に関する情報はお金を出してでも集めたい人が多いけど、創作活動に関する情報にはお金をかけたくない人が多いようだ」ということです。考えてみれば、過去のわたしもそうだったし。

わたしがものすごく有名なイラストレーターや漫画家だったらもう少し売れるかもしれませんが、将来に期待したいところです。

その翌月、ふたたび境界性パーソナリティ障害についての有料記事を書きました。これは自分から書きたいと思ったわけではなく、「有料でもいいから読みたい」とリクエストいただいたものです。

4000円というnoteにしては高い金額ですが、万が一にでも知人に気軽な気持ちで購入されたくなかったので、わざとそういう金額にしています。
実はこの記事を書くために事前アンケートを取って、アンケート協力者にだけ1500円で販売するという企画をやっていました。

「企画が終わったら売れなくなるだろう」と思っていたのに、4000円でもご購入いただけているのでびっくりしています。ありがとうございます。

実はひとつ前の800円の記事より販売数が多いです。「安いから売れる、高いから売れない」とかじゃないんですね。

noteはお金を払うのに抵抗がない人が多い

わたしはこれまでありとあらゆるSNSで「とにかく無料で何とかしてもらおうとする人」を見て来たのですが、なぜかnoteユーザーは“お金を払うのに抵抗がない人”が多いです。

最近はnoteもユーザーが増えてきたので、「とにかく無料で何とかしてもらおうとする人」は増えたかもしれませんが、それでも他のSNSよりは“お金を払う人比率”が高いのではないでしょうか。

実際わたしも、noteの有料記事なら数百円〜1000円台のものまでポンポン買ってしまいます(有料マガジンや定期購読マガジンも)。で、「買わなきゃ良かった!」と思う記事に出会ったことは今のところありません。

わたしの記事に対して「買わなきゃ良かった!」と思う人がいるかどうかは
知りませんが、ときどき寄せられる感想には「読んで良かった」というものが多いので、たぶん大丈夫なんじゃないでしょうか。

300円くらいの記事なら、たとえ「買わなきゃ良かった!」と思っても、
「まあでも、300円くらいならいいか」と思うはずです。

「自分も有料記事を書いてみたいけど、もし読者さんになんか言われたらどうしよう……」と不安に思う方は、100円くらいから売ってみたらどうでしょうか。

1円を笑うものは1円に泣くけど、100円でクレームを言うものは心の器が狭すぎるので、相手にしなくていいです。
(そもそもそんな人はnoteの有料記事買わないと思う)

売れる記事を書くには

正直言って、どうして自分の記事で
10万円近くも売り上げられたのか、
正確な理由はさっぱりわかりません。

なので、
「おそらくこうであろう」
というコツを
書いてみようと思います。

かっこわるい自分をさらけ出した

かっこわるい自分をさらけ出せる人は
好感を持たれることが多いな、
と思います。
というか、わたし自身が
そういう人を好きなのですが。

もしわたしの有料記事が、
自分をかっこよく見せようと
必死になっている
ナルシスト記事だったら
こんなに売れなかった

かもしれません。
(まあ、今の記事もある意味
ナルシスト記事だと思うけど)

だいたい人気のないブログとかは
執筆者が妙にかっこつけている
ことが多いです。
かっこつけるのをやめましょう。

誰かの役に立つことを考えて書いた

わたしはこの有料記事を、
同じ病で苦しんでいる人や、
病を治そうとしている当事者さんを
サポートする周囲の人の
役に立ったらいいなと思って書きました。

それは物理的(現実的?)に
役立つとかだけじゃなくて、
「読んでホッとしてもらえる」
だけでもいいな、と思って書きました。

実際に「この記事を読んで、
自分だけじゃないって思えた」
というご感想もいただいています。

どんな文章を書けば
人の役に立てるのか、
それを考えて書きましょう。

安価な記事でワンクッション置いた

自分としては自信がある記事でも、
無名の人が書いた1500円の記事を
いきなり買う人はあんまりいません。

(Twitterでバズってたり
とかしたら別だけど)

まだnoteで1回も記事を
公開していない人は、
無料記事をいくつか書いて
自分の芸風を見せてみたり、
安価な有料記事で
ワンクッション置くのがいいと思います。

もし読者さんが
「なんだ、この程度の記事か」と思っても、
「まあ100円ならいっか」と思えるように。

有料記事の前説になるような記事をすでに書いていた

わたしはnoteを書き出す
何年も前から、自分のブログで
「境界性パーソナリティ障害」
について記事を書いていました。
(SNSだとTwitterでも)

なので、ブログからnoteへ
流れて行った人もいるような気がします。
noteだけに頼らず、そういう流入ルートを
あるていど作っておくのも手ですね。

検索に引っかかりやすくした

これは普段のブログ記事でも
やってることなんですけど、
タイトルを検索に引っかかりやすい
ものにしています。

あとnoteはタグがあるので、
同じ病の人が見つけやすいように
タグもつけました。

正直、タグよりはタイトルの方が
重要かなあと思います。

実際、検索でnoteの記事を
見つけた企業さんから
ワークショップに呼ばれたり
していますしね。
 ↓

このワークショップで
報酬もいただいているので、
よく考えたらnoteに有料記事を
書いた効果で得た売上って、
10万円どころじゃないのでは……
と今思いました……。

「とりあえずやる」ができない人は売れない

さて、この記事を読んで
「でもこの人は〇〇だから10万近くも売り上げたのかもしれない……」
「この人は才能があるからうまくいったんだ……」
「自分なんかがやっても……」
と思って何もできない人は、まず売れません。

そりゃ売ってないから売れないのは当たり前なんですけど(笑)、とにかく実際に動いてみないと「結果」は出ないものなんですよね。

noteなんて出すのに使うのは自分の時間くらいだし、それ以外のリスクはありません。ノーリスクならとりあえずやってみればいいのです。

お金が手にできない人って、そのほとんどが
「とりあえずやる」をできない人だなあ、と思っております。

(ズバーン!!)

何の策略もなく「とりあえずやる」人や、やってみて反省も学習もせず「とりあえずやる」を繰り返しているだけの人も、お金がなくなっていくんですけどね。
(ズババーン!!)

個人的には、noteで収入を得るのに特別な才能はいらない、と思っています。文章力を磨く努力とか、どうしたら読まれるかという勉強をする努力とかはいると思いますが、「1000人に1人の逸材!」みたいな才能がなくても有料記事は売れます。

ちなみにわたくしの運営しているカウンセリングでは、フリーランスでやっていくお悩みや副業に関するお悩みもうかがっておりますので、気になる方はお気軽にどうぞ(宣伝)。

ブログ集客のノウハウや文章でお金を得る方法なども、カウンセリング内でおたずねいただければ普通にお答えします。

ただ「でも…」「だって…」と言い訳して何にもやらない人は、カウンセリングやコンサルを受けたからってお金を得られるようにはなりません。
わたしはノウハウや自信のつけ方はお伝えしますけど、最終的にそれを「やるかどうか」決めるのは自分ですので。

うちの仕事系カウンセリングは
「どんなことをしてでも今より良くなってやるッッ!!」
という熱血硬派な方におすすめです(笑)。

「楽してちょっと今より良くなりたい」
みたいなかたには全然おすすめしません。

* * *

最後に、noteにてわたしの有料記事をお買い上げくださったみなさま、あたたかいお言葉をくださったみなさま、本当にありがとうございました。

みなさまのおかげで、この記事が書けました。

ごきげんよう、さようなら。

2022年追記

その後公開した有料記事

一番販売数が多いのは記事内でご紹介した300円・500円の前後編記事ですが、のちに発売した境界性パーソナリティ障害関連の記事も売れております。

創作お役立ち記事は境界性パーソナリティに比べると落ちますが、でも思い出したようにお買い上げいただけてありがたいです。

その後のnote売上

月によって多少のバラツキはありますが、毎月平均1万前後は売れております。本当にありがとうございます……!

きっともっと売れている方も
いらっしゃるんでしょうけど、
大してなーんの宣伝もしていないのに
月1万円おこづかいが
入っていると思ったら
めちゃくちゃいいのでは……。

(※ちなみにちゃんと確定申告で
売上として申告していますよ)

売れるnoteの書き方、とか
そういう講座を開いたら
受けるかたいらっしゃるのかなー。
それこそ有料記事でいいのか……。

需要があれば考えます。
それではもう一度
ごきげんよう、さようなら。

◎わたくしのウェブサイト↓

カウンセリングのお申し込みもこちらから行えます。
フリーランスやクリエイターを対象にしたカウンセリングもやっています。

◎無料メールマガジン(月〜土20時配信)

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