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全世界のエンターテイメントが大好き。🇰🇷→🇺🇸→🇩🇪→🇹🇭→🇨🇳 大陸で笛吹き登山してしまい、大遭難中ですが探さないでください。 魔翻訳のお魔とめ開始。 「山河コンの特報」を諦めていません。 #山河令 #陳情令 #鎮魂 #琅琊榜

最近の記事

魔翻訳お魔とめ|七爺|第8章 回首恍然(振り返って突然。)

簡尚書は、さすが老奸巨猾(狡猾な、の意味)と稀泥(泥沼?なあなあ主義、の意味も)の達人で、景七は彼の恥知らずな程度を過小評価していた。簡嗣宗は、術にかけらた後柱や壁にぶつかり、泣きながら、白目を向いて、両足を伸ばして昏倒した。 赫連翊はかすかに顔を上げ、趙明跡の怒鳴り声でため息をついた。群臣の争う声にだんだん麻痺して、両目を無意識に少し上げて、いつの間にか烏渓のように仰向いていた。 彼は悲しく、怒鳴りたかった。皆はおし黙っていたので、卓上を叩いて大声で叫んだ。 “あなたた

    • 魔翻訳お魔とめ|七爺|第7章 一场热闹(賑やかだ。)

      [お魔とめ] ・烏渓の大反撃が始まる。小さい子供だからって馬鹿にしちゃダメ!なんてったって、南疆巫童ですから! ・皆が見守る中、「呪術を見せろ」と言われ、皇帝の忠臣である堅物の礼部尚書に術をかける。尚書は幻覚でいかつい戸部侍郎が美女に見えてしまい襲いかかるという大失態をしでかしてしまう! ・慌てた皇帝たちにいさめられた烏渓。七景は興味津々。 烏渓は袖に縮めた手をぎゅっと握り、爪が手のひらに食い込んだ。その背の高い男は片手を顎に添えて、笑顔で言いようのない苦しみを感じさせた。

      • 魔翻訳お魔とめ|七爺|第6章 南疆巫童(なんきょうのこどう。)

        [お魔とめ] ・南疆から遠路はるばる、大慶に到着した巫童には大都会が物珍しい。 ・屈強な体に刺青をいれた南疆の戦士達に守られて宮殿入りする、まだ11歳の烏渓。黒衣をまとった小さな子供は、将来の大巫師(南疆の王様)になる聖なる存在だが、今は人質の身なので、対面した皇子・赫連翊に跪く! ・皇子の側に控えて、その小さな巫童の一部始終を見守る景七。前世(一世目)ではなかったこの出会いが大きく運命を動かす。(ひゃーっ!) 烏渓は車が京城城門に入った時、思わずこっそりと窓の帳を上げた。

        • 魔翻訳お魔とめ|七爺|第5章|虚以委蛇(柔軟に対応すれば成せる。)

          魂の姿に慣れていた景七は、子供の体が眠くて、いつも以上にだるいと感じた。 平安は、ご主人様はずっと眠く、怠けた生活を送っていると思っている。 皇帝の言いつけで、たまに日常的に挨拶に参内する以外は、基本的に門から一歩も出ず、深窓の令嬢よりさらに奥ゆかしい日々を送っている。 前世に人であった時、景七は心の中で赫連翊を心配し、物心がついた時から、何事も彼のため考え、苦労して尽くして、まるで実父に親孝行する機会がない気持ちを太子に注ぐがごとくだった。 今世では、心の中で執念する人が

        魔翻訳お魔とめ|七爺|第8章 回首恍然(振り返って突然。)

        • 魔翻訳お魔とめ|七爺|第7章 一场热闹(賑やかだ。)

        • 魔翻訳お魔とめ|七爺|第6章 南疆巫童(なんきょうのこどう。)

        • 魔翻訳お魔とめ|七爺|第5章|虚以委蛇(柔軟に対応すれば成せる。)

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第4章|浮生栄華(儚い人生の栄華。)

          馮元吉と王爺には長年の付き合いがあり、また俗にこだわらない人で、星を踏んで故人を祀り、素直に感情を出す人だった。 この世とは思いも寄らなかったが、彼が北京を離れる前にあったのが最後となった。 景七は突然笑った。 「太子は全てご存じです。大小のことは私が聞くべきではないが、とにかくご存じだ。」 馮元吉は「へへ」と笑い、景七の言葉を無意識に繰り返した。その瞬間、悲しみと憤慨が顔に現れた。彼は本来硬い男であり、少年の前で取り乱したくはない。振り向いて霊堂の外の暗い空を眺めて、

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第4章|浮生栄華(儚い人生の栄華。)

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第3章|故人犹在(故人がいるかのように。)

          その音は、灰になっても聞き間違えない。 白無常は、忘川のほとりで淡々と「赫連翊」と書いて、何もそれについて触れてこなかった。数年経って、わざと忘れてしまい、思い出せないほどだった。しかし、相変わらずその声を覚えていた。その人の小さな動きも覚えてて、彼の指が自分の額に当てられた時、思わず彼の髪の毛を引っ張ってしまう癖を思い出した。 これは、骨まで染み込んだもののようだ。時々景七は、実は赫連翊と絶え間なく絡み合わず、三生石ので座っていた七爺もいなかったように感じた。 悪縁は

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第3章|故人犹在(故人がいるかのように。)

          七爺|登場人物|個人メモ(随時更新)

          2021.12.28版 [登場人物 メモ](設定や印象のメモです。登場順) ●七爺(主人公) ・本名は景北淵。一世目の名前。本人は忘れていたが思い出す。 ・白無常による魂の取り違えで、成就しない思いを抱えたまま輪廻で七世目を迎える。  (一世・七世は人間。その他は動物や植物などの畜生道。) ・南寧国の世子。十歳の時に父王が逝去し、王を次ぐ。  (七世目の転生はここから始まる) ・父王の兄弟である晋王の宮殿に引き取られ育つ。  そこで同年代の赫連翊と出会う。 ・七爺は愛称。

          七爺|登場人物|個人メモ(随時更新)

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第2章 不如归去(戻った方が良い。)

          (転生を果たした)景七は、混沌としている中でただ眠い。 最後に見た白い顔(白無常)を思い出した。彼が最後にしたことがなんだったのか理解出来なかったが、最後のお別れかと思い出す。これには意味があるのだろうか? 意識が再びぼんやりとし、目が開けられず、しばらく時が経ってようやく体の手足の感覚が戻ってきた。六十年以上(黄泉の川のほとりに座っていたので)体感覚がない。突然目が覚め、ただ体が重く、頭の中に針があるように痛い。 誰かが周りを歩き回っており、声が少し遠くなり、口の中にス

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第2章 不如归去(戻った方が良い。)

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第1章 七世浮生(七世に渡る儚い人生。)

          本文がメモ、()内はPala考察&考察 ーーー 黄泉の国の入り口、忘川(三途の川?)のほとり。 男が座っている。青い衣、まとめていない銀髪。眠るように瞳を閉じている。 胡茄(鬼)がその男を見守っている。 傍には白無常(山河令・鬼谷と関係ある??) 白無常が胡茄に告げる。 白「彼に、時が来たと告げてください。私は昔、1人の魂を間違えて、生死を別し、何世も愛情をきり、数百年安らかにさせなかった。。私とは話したく無いだろう」 胡「彼の名前は?」 白「皆、七爺と読んでいる。彼は

          魔翻訳お魔とめ|七爺|第1章 七世浮生(七世に渡る儚い人生。)

          魔翻訳お魔とめ|「七爺」Priest |前提

          中国ドラマ「山河令」の後半に登場する重要なキャラクター“大巫“と“七爺“がどうにもこうにも気になってしまい、人生初の魔翻訳原作に挑戦することにしました。 あくまで個人の感想のまとめになります。 [前提条件] ・ドラマ「山河令」の原作である「天涯客」の作者:Priestさんによる姉妹作品「七爺」の主人公が“七爺“。「七爺」は、「天涯客」の前日譚にあたる作品で、“秦王(赫連翊)”“阿絮(周子舒)“も登場します。 [私という人] ・中華エンタメ歴  子供時代:映画「少林寺」大好

          魔翻訳お魔とめ|「七爺」Priest |前提