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哲学:生きる迷いを消していくための哲学

子供の頃には思いもしないことだが、社会に出ていくと、自分に対する自信が不信に変わることがある。

周囲の人と自分を比べると、自分が見劣りしているように思えることもある。

本当は、ちっともそんなことはないのに、悲観的な見方をしてしまうこともあるのではないだろうか。

ぼくはそんな人を観ていると、何かを言わずにいられない性格のようだ。「それは違うんだ!」と言ってしまう。

うまくいかないことは一時的なものだし、うまくいくことも一時的なものだということが、月日が経つと理解出来るのだが、若い頃は、「内分泌系」と「優劣」が重なって過敏に反応してしまう。
生きることと繁殖が混同してしまうのだ。
それはそれで置いておいて、ぼくは迷いなく生きることは、自分への自信があればこそだと考えている。

それには「自分に価値があるか」と問いかけて「イエス」と言えるような努力がいる。

テレビドラマのような成功は望めないし、望む必要もない。もっと個人的な生き方の方がいいんじゃないかと思う。
そこから観える世界はいろんなことの答えをくれる。

「成功した人間になろうとするな、むしろ、価値のある人間になろうとせよ」
これは、A.アインシュタインの言葉だと言われるが、この意味がしっかりと理解できるようになる。
そうすると、自分の人生の迷いが消えていくことを感じるはずだ。

それには、哲学で言われる「人間は理性(思考)に従って生きるものだ」ということを実践することだ。

成功への努力のような本能に従っていると、いつまで経っても「価値」がわからないものだ。ぼくも苦労した。

やっと生きることが何なのかということがわかりかけている。迷いが消えてきたのだ。
まだ実践の途中なので、結論はまだ先なのだが、「どうやらこれじゃないか」という雰囲気を感じとっているところである。

ひとついえるのは、「人間らしく」生きようとすると、自然と価値が現れてくる。

この答えは、そんなに大きな間違いを犯さないのではないかと思っている。

少ししか前進していないけれど、ボチボチやっている。

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