⭐️心の学び:心を整理してみる
心の病気は如何ともし難いかもしれないが、病気にならないようにするなら日頃の努力で何とかなるかもしれない。ぼくはそう感じている。
身体的なトレーニングについては最近多くの人が関心を持つようになってきた。
まだまだビジネスが優先しがちで、理想的な健康には近づいてはいないが追々わかってくることもあるだろう。
心についてはというと、健康的な心の状態についてほとんどわかっていない。
心の話をするといまだに「何かの宗教ですか?」と言う人もいる。宗教から心について学ぶことはほとんどないと考えておいた方がいい。
むしろ健康的な心の状態から逸脱したり、幻想と現実が混同したりもする。要するに実践的ではないのだ。
「心が大事」と言いながら心への興味はほとんどない。信じることと学ぶことはだいぶ違うのだ。
心は何のために使うのかについて問うことも考えることもしない。心の制御についてはほとんど手付かずだ。
何でこんなことを思うのだろう、何でこんなことをやってしまうのだろう、といった理由は心を整理していけばわかることが多い。
心に浮かぶ煩悶や想いは制御可能であり、健康的な心の使い方をすれば病気にならずに済むだろう。
それは心だけの問題ではなく心身両方の不調を予防し改善していくはずだ。
そういったことがわかってくると学ぶことが楽しくなり人間関係での落とし所もわかってくる。
うさ晴らしもストレス解消もしなくて済む。当然ながら暴飲暴食もなくなり、自分へのご褒美も必要ない。お金も貯まるというわけだ。
良いことばかりだと思うのに、どうしたわけかそれとは反対のことばかりをしたがるのが人間だ。
それはなぜなのかをぼくは学んでいかなければならないのだ。