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システマと日常 四大運動と日々の生活

最近、システマの四大運動が以前よりラクにできるようになった実感があります。一度ラクな体の動かし方がわかると、それが日常生活にも役立ってくるなと思いました。

まずは四大運動について、何がどのように変わったのか。
・プッシュアップ…一番変わった。以前は肩や胸が固まって息苦しくなり、頭の血管も切れそうだった(笑)。まずは、床にぺしゃりとついてラクに上がるを繰り返したら、下がるもできるようになった。拳以外は力みすぎない、背骨をまっすぐ、落ち着いて呼吸する。

・スクワット…まっすぐ上下することで踏ん張りが薄くなった。足裏の重心の偏りを前より感じやすくなった。

・レッグレイズ…朝イチだと背骨が固すぎて足が上がらないが、食事や家事などで体を慣らすと足が上がるようになる。起床直後の心身のテンションに気付いた。

・シットアップ…まだ難しい。片足や片腕を上げるなど反動をつけた動作を繰り返している。

こんな感じです。
プッシュアップはすごく変わりました。でも家での話なので、公園の硬い砂の上でやった時にその状況にフィットできるかは分からないなと思います。

四大運動を通して体の動かし方のプログラムが根本的に書き換わっている感じです。

野菜を切る、デスクワークをする、箸を使うなど、何気ないあらゆる日常動作が少しラクになったり、新たな気付きがあったりします。箸を使うときに、やっぱモノを掴むのって小指の役割なんだなぁと認識したりとか。

個人的に驚いたのは、階段を上れるようになったことです(笑)。いや、前から上れるんですが、いろんな人に「階段の上り方、変じゃないですか?」と言われてきた人生だったので、何が変なんだろうなぁとずっと不思議だったのです。

今なら言語化できるのですが、以前はつま先重心で前かがみに上っていたので、よろめいたり、階段を踏み外したりしていました。

それを、しっかり足裏を階段につけて、股関節に重心をかけるようにして上ると安定します。無意識ですが、足音を立ててはいけないと思い込んで(?)、変なクセがついていたようです。変な思考のプログラムで、変な身体動作のプログラムができあがっていたという。

システマは、そういう無意識に染み付けてきた心や体のプログラムを根本から書き換えるようなツールなのかもしれません。そんなことを考えました。

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