システマ 自分の状態をよくする呼吸
呼吸にフォーカスしたトレーニングをしました。呼吸をするという行為が当たり前すぎて、改めて呼吸に意識を向けるということが何なのかよく分からないまま終わりましたが(笑)、トレーニング前と後で頭のスッキリ度が大きく変わった1日でした。
大きく体を動かす系のワークでは、運動した感でスッキリするのですが、そんなに激しく動いたわけじゃないのに、こんなに自分の状態が変わるんだとビックリしました。やはりスッキリすると、表情は柔らかくなりますし、人に対してもオープンになれます。あと、仕事の悩み(というか、明日までにアレやらないとな~みたいな思考)などが一時的にどうでもよくなります(笑)。
やったこと
・公園の中を歩く。
・1歩で吸って1歩で吐く、2歩で吸って2歩で吐く→数を増やしていく→13歩くらいまでやる。
・4歩で吸って、4歩で息を止めて、4歩で吐く→少しずつ数を増やしていく
→ただ何となく歩くのではなく、公園の中を歩く(空間、外、自分の体を感じる)。苦しくなったら内側にこもるのではなく、意識を外側に。呼吸器だけで呼吸しない、体全体・外側で呼吸する。テンションを入れるような吸い方をせず、吸うと吐くが一定で波がない感じ。呼吸で自分を良くする。
※8歩くらいから、胸の辺りが苦しくなってくる。苦しくなると、呼吸や歩くことに夢中になって他の人や公園の風景、周囲の物音などが聞こえなくなる。それに気づいたら外に意識を向けて自分を取り戻すイメージでやった。
・4大運動を呼吸を意識してやる。きつくなっても内側にこもらない。
→きつくなっても、1回の呼吸で瞬時に良い状態になれるようにする。
→きついと感じる自分が現れたら、落ち着いた自分を選ぶ
※これも呼吸に夢中になるときつくなってくる。ずっときつい(笑)。
・ペアワーク。相手にプッシュしてもらい、息を吸って相手を捉えて吐いて押し返す。相手を捉えた状態で9割終わっている状態。ストライクも混ぜる。
※普段のワークを、呼吸にフォーカスしてやるだけで、見え方が変わる。呼吸という行為を意識すると、感じられなくなる。私は状態にフォーカスしたほうがやりやすいが、その時は自然と呼吸も良い状態なのだろうなと思った。今回は呼吸からアプローチしたので難しく感じたが、体や意識の変化を感じられて面白かった。
・ペアワーク。ただ隣に立って相手を含めて全体を感じると、相手の状態が何となくわかる。明確に捉えられたら押す。
→相手に影響を与えようと意識を伸ばすと、相手に察知される。動かそうとすると、相手は嫌がって動かない。相手のエンジンで動いてもらえるような触り方・捉え方をする。
※動画を見返してみると、自分が想像以上に縮こまって内側にこもっているのに気づいた(その時は気づけない!)。思考と体が仕事モードから抜け出せていないことがよくわかった(笑)。
などなど。今回はわからなすぎてワーク中、質問攻めになりました(笑)。呼吸をしていない人はいませんが、普段呼吸について考えている人はあまりいないと思います。
前半たっぷり歩いたので頭がスッキリしたのかもしれません。呼吸するたびにパワフルになれれば、すごく体に良さそうですね。そんなことを考えました。
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