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システマ 床への恐怖心と、立ち上がるの難しさ

普段は外でトレーニングするのですが、雨だったので屋内トレでした。久々の屋内で、久々のグラウンドワーク。

以前やった時は、滑って転んでけがをしそうになったり、床の上を転がる時に腰や膝など尖った部分が痛すぎてうまく転がれなかったりと、床への恐怖心が強かった記憶です。今思うと、足で踏ん張ったり、床に落ちるように転んだりしてたので、相当危なっかしい動きでした。

しかし、時を経て前よりは床と友達になり、座ったり寝たりした状態でのコンタクトの感覚も何となくですがつかめてきたように感じます。

やったことの振り返り。
・仰向けに寝て、呼吸をしながら身体のテンションのある場所を見つけてリラックス
・同じく、力が抜けすぎている場所を見つけて力ませる
・右腕だけ力ませて動かす→左腕、右足、左足とやって、両手両足を同じように動かす(お腹や腰はリラックス)
・各部位を動かす時、同一部位のテンションの濃淡は均一に。違う部位でテンションの強弱を変えるのはOK
・呼吸をしながら全身力ませる→全身リラックス
・他の人とぶつからないように床の上を自由に動く
・今度は他の人に触れながら動く
・(非物理の)コンタクト→物理的な接触を、2人1組で交互にする
→先にコンタクトがあってから、物理的に触る。相手のテンションや抜けすぎている所を教えてあげる
→リラックスして良い状態にしてからコンタクトするんじゃなくて(リラックスした自分をぶつけにいかない)、シチュエーションの中でコンタクトする
→コンタクトが切れたら、またつながりにいけばOK
・仰向けになった人の胸or肩を両手で押さえる→押さえられた側は、コンタクトしてから動くと結果的にエスケープできる

グラウンドワーク、両足も含めた全身運動なので、立っている時より運動量が多い気がします(笑)。あと、テンションがあると床に接触する時に腰や肘が痛いので、自然とリラックスが身につく…気がする。

私はシットアップが苦手で、腹筋を固めるクセがあります。グラウンドワークでは、シットアップの途中の腹筋がプルプルする体勢(笑)になる場面が多いので、そこでいかに両手両足で素直に動けるかが大事だなと実感しました。

腹筋を固めた瞬間にコンタクトが切れて、相手にいいようにされてしまう。あと、立ち上がる時に「よっこいしょ」と立ち上がるとコンタクトが切れます(笑)。座った状態からぶつかりなくスムーズに立つって結構難しいです。

怖いから固めるけど、固めないほうがラクで快適なんだと体感できると、身体がその動きを覚えていきます。いろんな方向にころころ転がされて、ついていくのに必死になるうちに思考がサヨナラしていく感じでした。疲れますけど(笑)。

印象的だったのは、最後にやった、仰向けになって上から両手で押さえつけられるワークです。押さえつけられているのを振りほどいて起き上がろうとすると相手とぶつかりますが、押さえつけられているという状況は認識しつつも、あまり気にせずに起き上がると、ぶつからずに起き上がれる印象です。でも、どこを捉えるかがまだよくわからず、まだ体に馴染んでない感じです。

トレーニングに行く前は、首の後ろとお腹が固まって痛かったのですが、終わったら治ってました。不安を感じると、それがその部位のテンションになるのかもしれません。そんなことを考えました。


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