避暑地の蝉。
気象病のボクの耳には
いつも蝉が鳴きやまない
ジーーーッ
ジジジジー
気候病、気象病、天気痛
様々な呼ばれ方するが
医師の中でも
それを認めないのか
知らないのか
話の
通じないかたもいる
日本ではむかしむかし
結核などの病でも
遠くへ静養のため
移動して
温泉に入って
病のために工夫した
おばあちゃまはいう
「姥捨て山」に
そう云う場所はあったの
むかしむかしは
介護施設なんか
なかった
だから年寄りを
不便な場所に連れて
不治の病の人達の
世話させるといって
連れてくるが
助からん
まして
その病気に
感染して命落とした
不便な場所が
良かったみたいで
呆けの治ったひともいた
不治の病と云われた
若い人達の中には
いまの気象病みたいに
原因がわからなくて
来る人もいたから
急に元気になるひともいた
精神病や天気痛だったのかも
しれないが環境で
ほぐれたかもしれん
そういう人たちがまた
数世代くりかし
繫栄したのに
都会に出て
どうなるかって
生きられないに
わかってる
都会で暮らせない
質なんだ
身体の不調は
環境や状況でも
出てくるものもある
蝉のように
暮らした土壌を出て
木々の幹で鳴き
数日で命尽きる
寿命を全うする最後に
何を残すのか
子孫である
我々人間も生きる限り
自分の生きた証を残したい
それは子孫を育む人もいる
家族が持てなければ
地域や職場など
人と関わる中で
「人」を育てたい
「人材育成」と
呼ばれることに
携わりたい
日本の武術や
芸能でも見受けられる
「師匠と弟子」
これこそ
人材育成ではないだろうか?
これは本当に意味ある
活動だと感じている
テレビなどで海外の人が
日本の伝統的な作業を
習いに来る番組がある
感動である
それは
「秘伝のタレ」だけに
関わらず
人間から人間への
「相伝」
失われつつある
世界各国の伝統
日本も例にもれず
農業も漁業も同じように
工芸や大工作業多岐にわたり
受け継ぐ人が無い
もちろん
人口の激減も関係する
「黙って散るが美しい」
黙するを
美徳とする日本は
瀕死の状態だ
たしかに
「黙するは美」だ
それは理解したい
しかし
「美」と感じる
人々のない今
意味をなさなくなる
消えてしまうまえに
世界中の伝統を残したい
絶滅危惧種を残したい
そのキモチと同じである
竹藪の中
縁側を解放し
笹の緑を愛で
頭痛を堪えるより
台風を気にかけ
熱中症に対策しながら
頭痛を抱えながらも
地域の仲間に
訪問し
安全を呼び掛けたい
どうせ蝉の声
消えない耳なら
休むより
1歩でも進みたい
薬を飲み
治療していても
激しく痛む
気象病
乗り物酔いなどと
同じような病で
入院するなどは必要ない
これといった手術などもない
理解されない相手からは
仮病とまで嗤われるだけ
しかし本人のボクには
もともと持病のある
肺などが痛く感じ
嘔吐もする
息苦しくなり
頭痛は激しく
悲鳴を上げる
「気象病です」
そう診断されたとき
涙出るほど嬉しかった
ほっとした
原因不明の病気ではない
その不安
なにより理解者がいる
このことは大きい
それと同じように
消えかかる
伝統を仕方ないと
見捨てることは
誰にでもできる
もちろん
ボクになんて
何も受け継ぐことも
理解も
できないかもしれない
それでも
何か役立てる
その方が記事を書けば
拡散しよう
その方が
商品を作れば
購入しよう
その方が
案内出せば
鑑賞しよう
そして
そういう
仲間を集めよう
「人」だ
「人」を育成することは
保育士じゃなくても
参加できる
育成を難しく
考えるんじゃなく
仲間を創ると捉えてる
教育は
伝統を残そうとする人が
師匠となって
伝えてくれてる
ボクにできることは
仲間を集め
そこに繋ぐこと
「何もできない」
なんて人はいない
この世の全ての人が
主役である
大切な人材だ
それぞれの個性や特徴で
人と人が繋がり
仲間になり
支え合える
融合、連帯、連結
団結、絆、
それが知識であり智慧だ
孤独な人々を
守って差し上げたい
孤立してしまう人を
支えたい
まさしく
倫理、哲学、教育だ
破壊を率先し
分離、分解、離散
など
伝承するひとから
守りたい
キミの中に
何者にも崩せない
幸福を咲かせる
これこそ
ボクの使命
誰がなんと言おうと
ボクが守る
キミは幸せになるため
生まれました
何度も言います
キミは幸福になるため
生まれたのです
キミ1人の幸福は
世界平和に繋がります
ボクの存在は
キミにとって
避暑地の蝉の如く
気にも留めぬ
存在かもしれません
しかし
キミの人生に
希望の兆しの如く
夏の日を飾る
そんな存在に
キミを支え
励まし続けます
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読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました