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教育と暴力。

殴ることは
暴力か。

絶対に暴力だ
罵倒も暴力


しかし
昭和世代の方々に学ぶ

厳しかった部活
厳しかった先生

「バカヤロー」何度も
罵声をあびて
必死に特訓した

学校の外周を何度も
走らされた

なんなら
名簿の角で
頭をぶたれた

ビンタはられた
生徒も
何人だっていた

完全なる
暴力と暴言
なのに

いまとなっては
先生に感謝してる
卒業式に
先生に感謝を述べた

卒業して10年後に
「恩師」と
呼び会いにいった

先生を
OB同窓会に呼んだ
一緒に酒を飲んだ

みな懐かしそうだ

親の
「しつけ」という名の
暴力もあった
ボクは暴力反対だ

お姉ちゃんが
帰宅遅くなった
それを誤魔化して
嘘ついた

父親にビンタされた

なのに
お嫁に行く時には
お父さん・・って
声をつまらせ
感謝して泣いた

買ってもらった
お人形
お兄ちゃんが
取り上げて
イタズラして
頭がとれた
ワンワン泣いた
母親が来て
お兄ちゃんの
くりくり坊主を
はたいた

けど
お兄ちゃん
高熱で
うなされたとき
「かあちゃん」って
何度もいって
助けを求めた

これ全部
昭和の時代を
少年少女として
生き抜いた
ボクの
おじいちゃまや
おばあちゃまの話

この度々
出てくる暴力
ボクは
いかなる理由でも反対だ
しかし
みんな懐かしそう
「恨み言」はない

怖い存在があって
本当に良かった
そういう

愛情があって
殴られたんだと
受け側が話す

これを聞いて思う

信頼関係だ
互いの間に
信頼関係が
あったんだなって

殴るほうも
生徒を想ってる

いや
殴っちゃいけない

それでも
昭和はそれを
受け入れ
信頼関係さえ
その中に生み出した

本当に凄い

この令和の時代に
そんなことあったら
大事件になる


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愛情のある
暴力がいいとか
そういうのも
ボクは反対だ

しかし
叔父さまの友人は
「おやじに殴られるのは
当たり前だ」
「おれは相当悪かった」
そういう

笑顔でいう

やはり
信頼関係だとおもう

凄いな
怖い存在が
身近にいるという
「良さ」を話してた

監督や先輩
そして師匠
その誰もが怖い役割を
引き受けた

家庭では
父親が引き受けてた
それが良かったと
口を揃えていう

ひとはみな
苦しい時にこそ
考えて行動する

そして学ぶ
なるほど
ボクは納得する

キモチが通じてる
通じ合う
その何かがある
言葉では表すこと
できないかもしれない

去年亡くなった
おばあちゃまが話してた

おばあちゃまは
ボクから見たら
高祖母の姉・・・。

何というのかな
98歳で亡くなった

父親に
箸の持ち方が悪いと
部屋の隅から隅へと
飛ぶほど殴られたと話す

正座ができないと
竹刀を膝の裏に挟まされ
座らされたことや

言うこときかないと
縄で鶏小屋や馬小屋に
吊るされたとか

懐かしそうに
話してた

寒い冬に
素足で豆腐を買いに出て
足の裏が切れて痛かった

持ち帰る時
水がこぼれて
手が冷たくて冷たくて

なのに

「あの時間は良かった」

そう話す
ボクは
不思議なキモチで
話を聞いてた

医者として働く
叔母さまがいう

部活の時
先輩に侮辱され
上履きを投げつけられた
厳しい先輩が
今も憧れの先輩だと

あの厳しさに
耐えたから
その後の自分が在ると
叔母さまは云う

ボクも是非体験しよう
そう思った

敢えて厳しい環境へ
飛込もう


「苦労は買ってでもしろ」
そう教わったことがある

これは何かあるなぁ

それじゃ
またあした





読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました