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つきあいにくいひと。

聞き流すこと
同調すること
協調性が必要なこと

このことが
できないひとは
「交流」「社交」
は気の毒だ

カタワ扱いされるぞ
言われた

まさしくボクは

「聞き流す」ができない
「同調」「協調」
しなければならない理由が
ボクに無い
カタワなボク

会社という「組織」
そこで「生活」のため
働くなら必要スキル
だとしても

「なぜ」「どうして」
「なんのために」
これに拘る生き方してる

『言われたことに
ハイハイ言って
言われたとおりに
作業する簡単だろ?!』

その言葉を浴びせられた時
「絶対ヤダ」
としか思わなかった

『ニッコリ笑って
ムカついても
挨拶して
アリガトウゴザイマスって
感謝して
何でもハイって答え
黙って作業する
これが社会だ!
給料もらうんだろ?!』

耳から離れない
おぞましい思考に怯えた

ボクは反抗的だ
どうしても納得いかない

ボクは性格悪い
頭にくると返事できない

要するに
我慢のできない
オタンコナスである

その度に
学んだ絵本や童話
訓練を休んで
社会適応するため
おじいちゃん
おばあちゃん
叔父さん
叔母さん
ボクの周りの皆さん

みんなが
叱らず怒らず騒がず
真剣に向き合い
取り合い
受け止め
世界の子供達支援を
立ち上げ
世界の子供たちの
考えを学ばせてくださった

ボクは短気
せっかち
世話焼き
威張りん坊
曲がったことは
まっすぐなるまで
とことん追求
相手が会社でも
とことんたたかう
法律も使う

痛い腹を
探られたくない機関は
ボクから相当距離おく
労働基準監督署
市役所
税務署
弁護士
医師

クリアじゃないと
勤まらない職業の方々は
ボクが何度も問合せるので
仲良しになった
窓口のかたもいる

「もしもしー
またまたクリアじゃない
企業に不当なこと言われました」

ボクはチクリ魔だ

でも
世界の子供達支援の
相談窓口にきてくれる
皆さんとその親たちの
不当な扱いを「声」にしないと
押し流されてしまう

弱いから
潰されていい
そういう社会を変えたい

自分にできることは
まだまだたくさんある

仲間はどんどん増え
それが力になる

目の前のひとりひとりが
繋がれば丈夫になる

ボクらは
「つきあいにくいひと」
そういわれる存在だが
「不要」じゃない


セクシャリティーも
障がいも病気も怪我も
「個性」だ

ボクたちに
生きる権利はある


バカにされる必要はない


ボクたちの先輩には
辛い訓練を経て
大病院の掃除をしている

「掃除婦か」

そう心で思う人たちは
心から詫びてください

コロナがまだあるご時世
病院内の掃除も
立派な仕事で
危険も伴います

コロナが無くても
「感染」する
病気もある

医師や看護師
たくさんの
医療従事者の皆さんは

どなたからも
感謝される

病院内の管理や
掃除する人々は

病院内の医師や
看護師さんには
親切丁寧に感謝される

患者さん方々にも
感謝される

しかし一般の方々には
相当馬鹿にされてる

給料にいたっては
市内の最低賃金
社会保険さえない
ところも
すくなくない
労働時間が短いからだ

廊下や手すりの掃除
病室の掃除
トイレの掃除
それだけだと
思ってる人は多い

病室には
様々な患者様がいる
病室のトイレは
尿の測量があれば
流されてない

洗面台は
吐物で詰まってる
そんなことが多い

便器も洗面台も
シャワー室
お風呂場も
髪の毛だけじゃない
患者様かたがたの

様々な汚物が
排水溝に詰まる
手袋をしてるといっても

それを除去して
掃除する

「汚い仕事」
バカにするけど

「そんな仕事しか
できないの?」
バカにするけど

キミは病院に
お世話にならず
生涯いきるの?

短時間で行う
重労働

ボクはそう感じた

80歳になる
おばあちゃんが
大病院のトイレで
掃除してた

手袋はしてるが
手で便器の中に
たわしを入れて
清掃してた

「柄付きのタワシ
つかわないんですか?」

「利用数が多いと
垢が取れないことあるの」

「ありがとうございます」

手を合わせ拝んだ

感謝しかない
感謝だ

病院での待合
掃除する方々の
姿の中に
ボクの仲間も見かける

片足が義足なので
大きく揺れながら
歩行する

「おーい!」

「やあ、パコちゃん!」

「がんばってるね」

「今日は15000歩仕事した」

オジサンは心の病で
息子さんと
ボクたちの支援場所に
来たひとだった

突然の事故で足を失い
心を病み
子育てに疲れていた

それでも
新しい生活に切り替え
ボクらと仲良くなって

仲間が増えて
元気になった


「つきあいにくいひと」
ボクらはみんな
そう言われ除外され
異物排出された存在だが

人権はある

皆でちからを合わせ
生きています
















読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました